【顔面崩壊?】大麻中毒者の顔つきは変化するのか?

大麻を吸うことには、さまざまな心配事がささやかれます。

特に顔つきの変化や中毒症状について心配する人は、決して少なくないでしょう。

海外で大麻を吸うとき、こういった点についてはやはり気がかりです。

本記事では、大麻中毒者の顔つきや中毒症状について、詳しく解説します。

目次

大麻中毒者の顔つきや中毒症状

大麻と女性

結論から言うと、大麻中毒者になったからといって、顔つきには変化がありません。

同時に、一度二度くらい大麻を吸ったからといって、顔つきは変わらないとも言えます。

 

もし大麻中毒者の見た目が顔つきでわかるなら、あっという間に大麻取締法による逮捕者で溢れ返るでしょう。

詳しくは後述しますが、「大麻を吸うと顔つきが変わる」のは、ただの勘違いである可能性が高いと考えられています。

ただし、さすがに「使用時や使用直後」には、ある程度の症状があります。

使用時の顔つき・見た目

使用時には、まず結膜の充血が起こるでしょう。

いわゆる「レッドアイ」と呼ばれる現象です。

あとは、少しだけ目がうつろだったり、ヘラヘラと笑っていたりします。

ちなみに本人は、鼻の痒みや喉の渇きや心拍数増加などの症状を感じますが、だからと言って苦痛と言えるレベルではありません。

中毒症状はある?

大麻については、そもそも危険な中毒症状の可能性が現実的か否かを考えなければいけません。

結論から言えば、大麻にわかりやすい中毒症状は相当に起こりづらいと表現することも可能です。

 

なぜなら、大麻は依存性が低いものだから。

大麻の依存性は、タバコはおろかカフェインにも劣ると言われています。

だから、大麻中毒になること自体がそもそも考えづらく、同時にわかりやすい中毒症状があるとは言えません。

 

「大麻を吸うと、大麻なしで生きられないくらい依存する」と考えている人も多いでしょう。

たしかに、人間はあらゆる物質に依存する可能性がある生き物なので、大麻中毒になる可能性がないわけではありません。

ただしその可能性は低く、むしろ世間が「大麻中毒は危険だ!」と騒ぎすぎているのがおかしいとさえ言えます。

 

強いて言うなら、「大麻精神病」に該当した場合の現象が挙げられます。

大麻精神病においては、「口の渇き」や「心拍数増加」が、通常時よりも強く感じることでしょう。

しかし大麻精神病は、他の薬物における中毒症状と比較して、さほど重篤な病気ではないとも考えられています。

たとえば海外において大麻を使う場合、大麻精神病について必要以上で恐れる必要はありません。

薬物で顔つきが変わるのはウソかもしれない

FAKE

基本的に、「大麻や薬物を摂取すると、顔つきが大きく変わる」と言われています。

多くの人が、このことについて疑問を抱いたりはしないのではないでしょうか?

 

しかし、実のところ「薬物を摂取したからといって、顔つきは変わらない」と指摘する向きもあります。

 

国立精神・神経医療研究センターの薬物依存研究部長を務める松本俊彦氏は、「薬物で見た目は変わりづらい」と主張。

松本氏は、「薬物を使った芸能人たちが、さほど見た目は変わっていない」と語ります。

 

近年で言えば、

  • 清原和博(元プロ野球選手)
  • 高部あい(元女優)
  • 沢尻エリカ(元女優)
  • 伊瀬谷友介(俳優)
  • 田口淳之介(ジャニーズ・俳優)

といった面々が逮捕されています。

 

しかし、彼らのいずれもが、さほど見た目や顔つきを変えていません。

清原和博はいつもどおり筋骨隆々な見た目で、顔つきにも覇気が感じられました。

田口淳之介も普段どおり精悍な顔立ちだったし、高部あいや酒井法子は「やっぱり女優は美人なんだな」と評価されるほどです。

関連記事:【随時更新】大麻や薬物所持で逮捕された主な歌手一覧

 

薬物中毒になると、まるでゾンビのような見た目へ変貌すると刷り込まれている人も多いでしょう。

ですが、そのような風貌になっている人はほとんどいません。

 

中には、「以前と比べてひどく痩せた人」もいるのでしょう。

しかしながら、痩せている原因が薬物の摂取であると断定されるわけでもありません。

むしろ、薬物の種別では食欲を増すケースもあるので、そもそも痩せているのはやや不自然です。

大麻以外の中毒症状

直線コカイン

大麻以外の薬物については、強烈な中毒症状があります。

このことから、「薬物のリスクは、大麻とは比較にならないほど大きい」と言えるでしょう。

一般的に言われていることですが、やはり薬物には手を出してはいけません。

薬物の種類によりますが、以下のような中毒症状を自覚することになるでしょう。

ヘロイン・モルヒネの場合

ヘロインやモルヒネの場合は、強烈な禁断症状があると言われています。

たとえば、

 

  • 動悸全身の震え
  • 下痢
  • 身体中を虫が這いずり回る錯覚(蟻走感)
  • 自傷行為
  • 被害妄想
  • 記憶力の低下
  • 呼吸中枢に異常を引き起こし、呼吸困難になる
  • 上記が重なった結果、死にいたる

 

そして何よりも、なんでもいいから、犯罪を犯してでも薬が欲しいと思わせること自体が問題です。

特にヘロインで得られる感覚は、「この世で考えうるすべての快楽を足し合わせても、まだ足りない」と言われるほど強烈。

この感覚を得るためだけに生きるようになり、人生が完結してしまう人は少なくありません。

シンナー・トルエンなど、有機溶剤の場合

最近は使用例が聞かれませんが、シンナーやトルエンなどでも、強烈な中毒症状を感じることとなるでしょう。

まず、使っている段階で意識の低下を覚えるはず。

つまり、気を失うか、それに近い状態へと陥るわけです。

さらには、麻酔がかかったような状態になるケースもあります。

 

習慣的に利用している場合、

  • 筋肉が弱体化し、歩行さえ困難になる
  • 景色が二重に見える
  • 脳が萎縮して、痴呆などの症状を引き起こす
  • 視力が低下する
  • 記憶力が落ちて、さっき話していたことさえ思い出せなくなる
  • 見えてはいけないものが見える(幻覚)
  • 聞こえないはずのことが聞こえる(幻聴)

 

といった現象が起こり得るでしょう。

いわゆる「有機溶剤精神病」と呼ばれるものですね。

特に脳や筋肉を弱体化されるのは、将来的にもずっと続く問題であり、たいへん危険なものであると言えるでしょう。

薬物依存症になると、人生は支配される

髑髏のコカイン

大麻については、やはりおどろくような危険性はありません。

顔つきが大きく変わることもなければ、延々と続くような禁断症状的な中毒も起こりづらいと予測できます。

しかし、こと薬物になるとそうも行きません。

やはり薬物依存症になれば、たいへん厳しい生活が待っていると言えるでしょう。

その危険性は、「クスリに人生を支配される」とも表現されます。

 

と言っても、そんなことは誰しもが知っているし、今更響くものもないはずです。

もう少しリアリティを持ってもらうためにも、スイスにおける薬物中毒者たちのエピソードを紹介しましょう。

 

スイス・チューリヒ近郊にすまうペーター・ライヒィエンは、ヘロイン中毒者です。

彼は今、コカインによる禁断症状を緩和しながら生活しています。

 

スイスでは、薬物中毒者に対して、あえて薬物を与えて苦痛を緩和する「ハームリダクション」が実施されています。

ヘロイン中毒者には、定期的に静脈注射でコカインを与えるのです。

もちろんペーターも、コカインの注射を定期的に受けていました。

 

しかし、生活自体は安定しているとは言えません。

毎朝はイライラや熱っぽさを感じていて、嫌な汗が出てきます。

ようやく病院に着いてコカインを注射してもらい、ようやく落ち着きを取り戻す毎日。

それから母親との時間を過ごし、午後には2回目のコカイン注射へと向かいます。

 

ハームリダクションの効果によって、ペーターはしばらく強烈な禁断症状を感じることなく、しばらくは過ごせているのです。

とはいえ、彼がいつ、ハームリダクション以外でコカインを摂取するかわかりません。

彼がコカインから完全に離脱するまでは、まだまだ相当な苦労があるでしょう。

 

これはこれでたいへんそうですが、ペーターはまだ幸運なのです。

ペーターのガールフレンドだったカロルは、37歳の若さで生涯を終えました。

ペーターは、カロルについて、「あわれな人生だった」だと振り返ります。

 

15歳にはすでに両親を亡くしていたカロル。

何年も生活保護を受けながら、カロルは麻薬中毒でした。

そのうえHIVにも感染しており、心身ともにボロボロです。

 

挙句、麻薬を手に入れるため売春までするようになり、時には強姦されることもありました。

ペーターは、加害者の一人が、法を司る弁護士だったこともあると振り返っています。

 

カロルは、末期には、1日1000フラン(約12万円)相当のコカインがなければいけない状態になっていました。
ちなみに、スイス全体の平均月給は4335フランであり、いかに法外な値段であるかは想像に難くありません。

 

カロルの身体は、何年にもわたるコカイン注射によって針痕だらけになっていました。

もはや刺すところがないので、自ら肉をこそぎ落とし、あちこち穴だらけでした。

穴はすぐに化膿して、時には蛆虫が沸いた膿を取り出さなければいけないほどです。

 

カロルが自分で作った穴は、結局「血栓」を作る原因となりました。

栓は血流によって肺まで運ばれ、彼女を死に至らしめたのです。

カロルは今、チューリヒ近郊の墓地で眠っています。

参考:Swissinfo.ch

薬物中毒者の悲劇的なエピソードはいくらでも語られますが、カロルほど悲惨なケースを知る人は少ないでしょう。

不幸な生い立ちとコカイン中毒、それに由来するセックス・トラブル。

そして最後は、体を蛆虫に蝕まれて死んでいきました。

 

蛆虫に体を食われることには、相当な激痛があったはずです。

その痛みを軽減するには、もはやコカインしかありません。

コカインのために穴をえぐり、その穴のためにまたコカインが必要な人生を歩みたいと思う人がいるでしょうか?

 

大麻と、コカインをはじめとした薬物のリスクは、全くもって違います。

大麻を吸うことがあっても、絶対に薬物には手を出してはいけないと、強く思ってもらえるはずです。

まとめ

医者

大麻を吸っているからといって、顔つきや見た目が大きく変化するわけではありません。

吸った直後に多少の変化はありますが、その後ずっと変化が継続することは、ほとんどないでしょう。

中毒症状や禁断症状も、薬物と比較すれば本当にささいなレベルです。

 

薬物も、顔つきを直接的に変えるものではありません。

ただし、薬物による中毒症状や禁断症状は、大麻と比較すれば圧倒的に強烈です。

もしかしたら、薬物のためだけに生きているような人生を送ることになるかもしれません。

 

記事内参考:JDI

 

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