厳しく取り締まられている現実とは裏腹に、大麻は、人間の体に対してさまざまなメリットをもたらすものです。
本サイトでも、大麻のメリットをさまざまな角度から解説してきました。
Webサイトがひとつ立ち上がるほど、大麻のメリットは強大なものです。
そして大麻に対しては、ときおり「眠くなる」という言及がなされます。
「ハイになる」というイメージとは矛盾しているので、「眠くなる」というのは不思議な話かもしれません。
本記事は大麻を吸うことと、「眠り」について詳しく解説します。
合わせて「睡眠の質を大幅に高める可能性」についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
もしかしたら大麻を吸うことで、健やかな眠りが手に入るかもしれません。
【注意!】日本なら、CBDを使うこと!
知ってのとおり、日本では大麻取締法で、大麻を吸うことはできません。
たかが睡眠薬代わりのために、法的リスクを背負って大麻を吸うのは、あまりにも馬鹿げています。
日本では、絶対に大麻を吸わないでください。
ただし現状であれば、「CBD製品を使う」という代替え手段が存在します。
CBDとは、大麻に含まれている「カンナビノイド」という成分の一種です。
大麻由来の成分でありながら、なんと日本でも合法とされています。
CBDには、「ハイになる」「楽しくなる」「感覚が変わる」といった、派手な効果は一切存在しません。
しかし、
- 眠りが深くなる
- リラックスできる
といった、眠りに関する好影響を与えてくれるものです。
筆者も「CBDグミ」を食べていますが、睡眠の質は劇的に改善しました。
今ではCBDグミなしの生活を、想像することさえできません。
さらにCBDには、
- イライラを抑制する
- 集中力を高める
- カンナビノイドシステムの働きをサポートし、心身の調子を整える
といった、睡眠以外にも大きなメリットがあります。
現在では、CBD製品の専門店なども登場。
ネットショップやモール内店舗、果てはドン・キホーテでも取り扱われるほど、メジャーのものとなりました。
ぜひ一度、CBD製品を試してみてください。
何を使うべきか悩むのであれば、下記のようなものを試してみてください。
大麻は眠くなる?
結論から言うと、「大麻を吸うと眠くなる」という現象は、当たり前に起こりうるものです。
後述しますが、このことから、睡眠に関するトラブルを解決できる可能性があります。
なぜ眠くなるのか
大麻を吸うと眠くなるのは、大麻に「筋弛緩を促進する作用」があるから。
筋弛緩とは、要する筋肉に入っている力を抜くことを意味します。
人間は、たとえトレーニングをしていなくても、常時筋肉に力が入っている状態です。
つまり、大麻はその力を抜いてくれるということ。
すると、リラックス効果が生じて、さらに眠気が訪れるというメカニズムであると見られています。
大麻を吸うと眠くなるのは、筋肉が弛緩するというところに起因しているというわけです。
大麻の種類による違い
ちなみに「大麻なら、一律で同じ効果がある」というわけではありません。
大麻の種類・品種によって、得られる効果は違います。
大麻は、大きく分けると「インディカ」・「サティバ」という2種類に分類されるものです。
どちらの品種を接種するかで、その効果は大きく異なります。
結論から言うと「眠くなる」という効果をもたらすのは、「インディカ種」の方です。
大麻を吸って「ハイになるどころか、落ち着いてリラックスしている……」と感じたのであれば、おそらくインディカ種だったのでしょう。
一方でサティバは、ハイになったり、コミュニケーションが活発化したりという変化をもたらすものです。
効果時間について
大麻そのものの作用が起こる「効果時間」は、おおむね4~5時間程度と言われています。
8時間睡眠なら、およそ半分は効果時間のうちに入るというわけですね。
ちなみにエディブルは、マリファナなどと比較して効果時間が長く、なんと8時間ほど持続します。
より長い間で効果を得たいのであれば、エディブルがもっとも適切だと言えるでしょう。
最近のエディブルは味もよいので、摂取するにもストレスがありません。
眠くなるだけ、という指摘について
ちなみに「大麻を吸っても、ただ眠くなるだけだ」という不満の声も聞かれます。
要するに、大麻を吸うことで「特別な体験をしたかったのに、裏切られた」という恨み節ですね。
結論から言えば、「眠くなる」という変化しか感じられないことはあります。
大麻の効果は、「個体差」が存在するものです。
眠くなるだけだったということは、そういう個体に当たったと考えるべきでしょう。
次に吸ったときには、また違った体感を覚えるはず。
大麻は睡眠の質を変える?
ひとまず「大麻を吸うと眠くなる」ということは明らかにされました。
そして「眠くなる」という作用は、睡眠の質を劇的に改善する可能性があります。
寝付きが良くなる
大麻を吸うと、寝付きが良くなるというのは、昔から知られている話です。
「眠くなる」というのは、寝付きが悪い人からすれば、「寝付きがよくなる」ということ。
寝る前に大麻を吸うことが習慣づいているという人も、決して少なくありません。
Forbesによれば、大麻購入のニーズの47%以上が「睡眠改善」で占められるとのこと。
ノンレム睡眠を長引かせる
大麻は、ノンレム睡眠を長引かせるとも言われています。
ノンレム睡眠とは、人間が持つ睡眠サイクルの一端です。
基本的に人間は、
- 脳が起きていて、体は眠っている「レム睡眠」
- 脳も体も眠っている「ノンレム睡眠」
を、およそ1時間半ごとに交互しながら眠っています。
そして睡眠に関するトラブルの多くは、「ノンレム睡眠が短い」というところから始まっています。
ストレスや生活リズムが狂ってしまうと、レム睡眠は長くなり、ノンレム睡眠の時間は短くなってしまうのです。
ノンレム睡眠は、人間の心身をしっかりと休める重要なサイクル。
十分に確保することで、心身とも快調を保てます。
よって大麻を吸うことで、ノンレム睡眠の時間を長くするというのは、とても有益だと言えるでしょう。
眠れないなら、大麻を
もし睡眠不足や不眠の症状に悩まされているのであれば、大麻が解決してくれるかもしれません。
不眠症は、世界各国において発症するとてもポピュラーな睡眠障害。
ただ眠れない、というよりは、「夜中に起きる」・「眠っても寝た実感がない」という体感で不眠症を感じるようです。
しかし大麻を吸えば、上記のとおりノンレム睡眠が長くなり、不眠症も改善する可能性があります。
不眠症の原因は、精神的なストレスや身体的な痛み。
これらも大麻は緩和できるとされているので、より不眠症の改善には適していると言えるでしょう。
寝すぎる人にも大麻?
一方で、「寝すぎる人にも大麻が役立つ」という風に解釈されています。
寝すぎるとは、「単に寝坊しやすい」というわけではなく、「過眠(ナルコレプシー)」というものですね。
1日16時間寝るとか、絶対に寝てはいけないときに眠くなるといった形で症状が現れ、とても厄介な病気です。
ちなみにフィメールラッパーの「椿」もナルコレプシーを持っており、果ては幻覚などにも遭遇することがあるそうです。
しかし、(ある程度ではあるが)、医療大麻がナルコレプシーの治療薬として、役立っていることが悟られています。
Theimeの報告によれば、大麻成分が、本来の医療薬よりも効果的だった、というような側面もある様子です。
(参考:Theime)
無呼吸に対する関係性
現代病の代表格として、「睡眠時無呼吸症候群」というものがあります。
簡単に言えば、睡眠中に「息が止まる」という恐ろしい症状です。
とはいえ、窒息して死んでしまう、ということではありません。
ただ無呼吸の間、酸素は供給されていないというのが問題です。
酸素不足は、著しく睡眠の質を下げてしまいます。
そこで、大麻を摂取(接種)すれば、「無呼吸の頻度も下げられるのでは?」 と期待されているのです。
とはいえ、今のところ確固たるエビデンスは発見されていません。
しかし、大麻がもたらす作用を考えれば、無呼吸の症状が緩和されることはあり得そうなところです。
大麻が睡眠に与える、悪影響とは?
とはいえ、大麻が睡眠に対して、素晴らしい影響だけを与えるわけではありません。
現在、以下のような悪影響があるのではと考えられています。
レム睡眠が減ってしまう
「レム睡眠が減ってしまう」というのが、悪影響として考えられます。
「レム睡眠は短くてもいいんじゃないの?」と考える人もいるかもしれませんが、やはりこれはこれで必要なものだととらえられているのです。
なぜならレム睡眠は、成長ホルモンやメラトニンなど、人体にとって必要なホルモン分泌がおこなわれるから。
これらは、筋肉や髪の毛、肌の組成を組む上で、絶対に欠かせないものです。
よって、レム睡眠が少なくなるのは、決してよいことではないのです。
また、レム睡眠中に、「その日に起きた出来事を整理して、現実認識する」と考えられています。
つまりレム睡眠が短すぎると、出来事を整理できなくなり、何らかの悪影響へと繋がるかもしれないのです。
ちなみに「脳が出来事を整理しているとき」に現れる現象や体感は、「夢」と呼ばれています。
(参考:RCPSYCH)
まとめ:大麻はダメなら、CBDで眠くなる方法も!
大麻が睡眠を向上させるということは、あらゆる研究と多数の権威者によって証明されています。
特に医療大麻であれば、既存の治療薬を凌駕するほど効果的かもしれないと、とかく期待されているのです。
大麻を吸えば、睡眠に関するあらゆるトラブルが解決できるかもしれません。
とはいえ、日本において大麻は、大麻取締法で厳しく規制されています。
日本で「大麻を使って睡眠について改善する」というのは、すなわち違法行為です。
絶対に実践してはいけません(というイントロダクションをするのもかれこれ数十回目で、一刻も速い解禁が待たれます)。
冒頭でも述べたとおり、日本ではCBDアイテムを楽しみましょう。