現在、すさまじい勢いで広がりを見せている「CBDオイル」。
CBDオイルは素晴らしい効果を持っています。
その効果はすでに知っている、あるいは体感したことがある、という人もいるでしょう。
ただしCBDオイルは、正しい使い方を理解していないと、その効果がじゅうぶんに受けられなかったりします。
よりよい効果を得るためには、正しい使い方を実践することが大切です。
本記事では、CBDオイルの正しい使い方や、選び方について詳しく解説しています。
CBDオイルを「摂取」する場合の使い方
まずはCBDオイルを「摂取」する場合の、正しい使い方について解説します。
経口摂取
もっともポピュラーな摂取方法です。
単にオイルを飲むだけで、効果は得られます。
ただ、味のほうは、お世辞にも「おいしい」とは言えません。
飲めないほどではないですが、大麻草由来の、独特なクセがあります。
苦手な人には、少々苦しいかもしれません。
料理や飲み物に混ぜると、美味しく摂取できます。
口内投与
また、口内投与、一言で言えば「舌の下」に垂らすという方法もあります。
実は舌の下には、栄養分を吸収する器官が存在します。
ここにCBDオイルを垂らす、という方法です。
垂らして1分ほどすると、CBDオイルは吸収されます。
花粉症治療で、「舌下免疫療法」という治療法が用いられます。
上記の方法は、この治療法とまったく同じ原理です。
口内投与の方が身体中に回りやすく、効果も早く得られます。
蒸留するのはおすすめしない
CBDオイルをVAPEやヴェポライザーで蒸留するのは、おすすめできません。
蒸留したCBDオイルは、控えめに言って、かなり不味いです。
さらに効果も落ちてしまう可能性があります。
蒸留して摂取するのは、一般的には「CBDリキッド」です。
CBDオイルは、蒸留することを前提にして作られていません。
吸引器具を用意する手間とお金も必要です。
CBDオイルを蒸留するのは、やめておきましょう。
「摂取する場合」に得られる効果
CBDを摂取する場合には、以下のような効果が得られます。
適切な使い方で摂取すればするほど、効果は強く得られるでしょう。
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リラックス
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不安の解消
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睡眠の質が向上する
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仕事が捗る
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集中力の強化
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食事が美味しく感じる
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翌日、元気に過ごせる
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芸術的感性が強まる
マリファナのように、危険な作用は一切ありません。
体調や精神を整えるものが中心となっています。
特に「リラックス」という効果は強力です。
筆者もCBDグミを摂取していますが、この効果は強く感じられています。
CBDオイルの、もうひとつの使い方
CBDオイルは、塗ることでも効果を発揮します。
CBDオイルを塗った場合は、美容効果が期待できます。
これが起こる理屈としては、CBDオイルが、「内因性カンナビノイドはたらきを代理する」という点が挙げられます。
人間の肌には、「内因性カンナビノイド」というものが存在します。
これは、健康な肌、言い換えれば「美肌」の状態を維持しています。
しかし内因性カンナビノイドは、常に活発な動きを見せるわけではありません。
体調や年齢・生理周期などによって、はたらきが弱まったりします。
つまりCBDオイルを使えば、内因性カンナビノイドの不調時でも、肌がキレイに保てるというわけです。
また、CBDオイルは低刺激であり、肌を傷めるリスクもほとんどありません。
そもそもの原料が植物であるというところから、これは感覚的にも理解しやすいでしょう。
美容目的で作られたCBDオイルは、ありとあらゆる方法にて入手できます。
最近で言えば、美容用品を扱っているお店で、平然と売られたりしています。
価格についても、他の美容用品と比較して大差はありません。
CBDオイルの塗り方
一般的な美容用品の塗り方と変わりはありません。
気になるところへ塗り込めば、それでOKです。
ただしCBDオイルには、独特な匂いを持つものあります。
したがって、塗るタイミングだけは考えた方がよいでしょう。
外出直前に塗るというようなことは、おすすめできません。
CBDオイルを塗ることで得られる効果
CBDオイルがもたらす美容効果について、もう少し踏み込んでみましょう。
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くすみやシミを落とす
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肌荒れをなくす
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ニキビを治す
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アトピーにさえ効果を示す可能性
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傷を治す
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角質を落とす
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つるつるの肌を形成する
というように、スキンケアに要求される効果はひととおり揃っています。
ぜひ一度、試して欲しいところです。
また、アトピーでさえ治せる可能性も秘めているという点は、かなり注目されるべきことです。
効果の強さと信頼性も知られており、海外では医療大麻として、医療現場にて使われています。
CBDオイルの選び方
CBDオイルの使い方については、上記で理解できたことでしょう。
しかし使っているCBDオイルが良質なものでなければ、効果はじゅうぶんに得られません。
日本において、まだまだCBDオイルの選び方というのは、ほとんど周知されていません。
下記では、よりよいCBDオイルの選び方について、詳しく解説します。
海外製のものを選ぶ
CBDオイルを購入するなら、間違いなく海外製のものを選んだほうがよいと言い切れます。
なぜなら、国内製のものよりも品質がよいと考えられるからです。
日本は、CBDについては完全な後進国です。
未だに大麻への抵抗感を持っていますし、そもそも「CBD」と「THC」の違いさえも、あまり理解されていません。
そして根本的に大麻へのニーズが低いため、研究も活発ではありません。
日本と比較して、海外はCBDへの研究をかなり強く推し進めています。
先ほども軽く触れましたが、既に医療分野でも使われているところまで進んでいます。
そして商業用のCBDオイルも、例外ではありません。
よりよい効果が得られるように、しっかりと研究、開発されています。
CBDオイルを購入するのであれば、海外製のものに絞りましょう。
できれば試飲する
可能であれば、実店舗で試飲することをおすすめします。
ショッピングモールに入っている専門店では、よくCBDオイルの試飲を実施しています。
試飲してどんな効果が得られるのか、確かめてみるとよいでしょう。
ただしドン・キホーテやコストコなどの量販店では、ほとんど試飲はできません。
濃度が高い物を選ぶ
濃度が高い物を選ぶことで、効果はより高まります。
ちなみに、高いからといって健康を害するわけではありません。
過剰摂取に危険なのは事実ですが、そもそも過剰と言えるほどCBDオイルを摂取するのは、極めて困難です。
したがって、基本的には効き目優先でかまいません。
製品によっては、低濃度であったり、あるいはCBD以外の成分で誤魔化している場合も。
こういったものを掴まされないように注意しましょおう。
オイルの種類で選ぶ
オイルの種類で選ぶという方法もあります。
間違いがないのは、「フルスペクトラム」と銘打たれたCBDオイルをチョイスすることです。
フルスペクトラムとは、一言で言えば「CBD成分の割合が高い製品」を示します。
これを選べば、ほぼ確実に高い効果が得られます。
フルスペクトラムについて、もう少し触れておきましょう。
フルスペクトトラムなCBDオイルには、CBD以外の成分(CBCやCBE、テルペン類など)が含まれています。
これらはCBDと繋がることで、相乗効果のようなものを引き起こします。
たとえばテルペン類は、CBDと結合することで、「擬似CBD」とでも呼ぶべき成分へと変化するのです。
というように成分同士が助け合い、効果をより強める、というわけです。
CBDオイルは大切に扱うべき
CBDオイルは、劣化が起こりやすい製品です。
劣化すると、効果を正しく得られない懸念が出てきます。
CBDは大切に扱うようにしましょう。
保管方法
まず、保管方法が重要なポイントになると言えます。
基本的には、
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直射日光が当たらない
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暗い
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必要以上に外気と触れさせない
というような環境で保存しましょう。
つまり戸棚などに入れておけば問題ないということです。
また、外気と触れないよう、フタを開けたらすぐ閉めるようにしましょう。
賞味期限について
CBDオイルの賞味期限は、だいたい2年程度となっています。
ひとつの瓶に入っている内容量から考えても、賞味期限を超過するということはないでしょう。
ただし時間が過ぎればすぎるほど、CBDの効果は薄まっていくと言われています。
したがって、なるべく早く使い切ることが重要です。
まとめ
CBDオイルの効果を正しく得るには、「使い方」が重要です。
適当に使っていると、期待される効果が出てこなかったりもします。
正しい使い方を用いて、CBD成分が無駄にならないようにしましょう。
また、「どの使い方が効果的か」という部分については、個人差や体質による部分も多いです。
自分にフィットする使い方が見つかるまで、いろいろと試してみるのがおすすめです。
また、CBDオイルの選び方も重要になります。
フルスペクトラムのように、できるだけ信頼性が高いものを選ぶようにしましょう。