CBDオイルは、心と体にとってとても素晴らしい効果をもたらすアイテムです。
すでにCBDオイルの良さを知っている人も多いのではないでしょうか?
ただしCBDオイルには、「使ってはいけないタイミング、状況」というものがあります。
つまり、「禁忌」というものですね。
もし禁忌に触れてしまったら、CBDオイルによる健康的な効果は期待できないでしょう。
それどころか、心と体に害を与えたり、大きなトラブルが起こるかもしれません。
本記事では、CBDオイルの禁忌などについて、詳しく解説します。
CBDオイルを使っている人は、ぜひ参考にしてください。
CBDオイルの禁忌とは? 注意点を解説
CBDオイルには、以下のような禁忌があります。
- 運転前の使用は絶対にNG
- アスリートはNG
- 妊娠中に使用してはいけない
- 子供は使用してはいけない
- 薬を飲んでいる
- グレープフルーツと一緒に摂取しない
- セントジョーンズワートと一緒に摂取しない
CBDオイルを使用するうえで、上記のような禁忌に触れてはいけません。
運転前の使用は絶対にNG
運転前にCBDオイルを使うのは、絶対にNGです。
なぜならCBDオイルを摂取すると、眠くなるかもしれないから。
そうして、交通事故などにつながる可能性があります。
CBDを摂取には、リラックス作用、そして、眠くなる作用があると言われています。
少なくとも、筆者はCBDを摂取するたび、こういった効果を感じます。
だから自動車を運転する前段階で、CBDを摂取するのは禁忌です。
居眠りするとまでは言いませんが、少なくとも注意力が落ちて事故率が上がるくらいのことはあるでしょう。
アスリートはNG
アスリートにとって、CBDオイルの摂取は禁忌です。
なぜなら、CBDオイルがパフォーマンスを落とすかもしれないから。
CBDには、リラックスや不安を低減させる、という効果があります。
これらの効果が、筋力を低下させたり、判断力を鈍らせたりということは、大いにあり得るでしょう。
また、CBDには鎮痛作用も期待されています。
鎮痛状態だと、あるはずの痛みに気づかず競技を継続し、大怪我してしまう可能性も。
一部のトップアスリートは、CBD製品を摂取することで、何かしらのメリットを得ようとしています。
しかしそれは専門家のサポートがあったうえで、「CBDを正しく利用する」ことが前提となっているわけです。
彼らのように専門家をつけてでもいない限り、アスリートはCBD製品を使うべきではありません。
またCBDの使用により、ドーピング違反となってしまうケースもあります。
CBD自体が禁止されていなくても、その代謝物がドーピング違反となる可能性は、否定できません。
妊娠中に使用してはいけない
原則として、妊娠中であればCBDの摂取は禁忌と考えておきましょう。
なぜなら、「妊娠中のCBDが摂取しても、母子の健康に影響はない」という研究が、まだ出てきていないからです。
米国などでは、「妊娠中にCBDを摂取するのがよい」という意見もあります。
しかしこれはあくまでも一意見にしか過ぎず、科学的に「妊娠中にはCBDがよい」とは立証されていません。
研究が出ていない今の段階では、「妊娠中にCBDを摂取するのは、なんらかのリスクがあるかもしれない」と言わざるを得ないのです。
妊娠しているなら、CBDは禁忌だと考えておきましょう。
子供は使用してはいけない
CBDオイルは、「子供が摂取しても大丈夫」という研究が、じゅうぶんになされていない存在です。
だから今の時点で、子供がCBDを摂取するのは禁忌だと言えるでしょう。
大人にとっては無害でも、子供には有害な食べ物は、いくつも存在します。
たとえばはちみつは、大人にとって無害です。
しかし乳幼児が摂取した場合、はちみつに含まれている菌類に感染しまう可能性があります。
すると、体調を崩したり、便秘になったり、という症状が起こりうるのです。
CBDにも、はちみつ同様のリスクが存在する可能性はあります。
もちろん、「CBDを子供に与えたら、害があった」という報告はありません。
一方で「CBDを子供に与えても大丈夫」という報告もなく、少なくとも今の段階では「様子見」する必要があります。
薬を飲んでいる
なんらかの薬を飲んでいる場合、CBDオイルの摂取は禁忌だと言えるでしょう。
なぜならCBDは、薬といっしょになると、何かしらの悪作用を起こすことがあるからです。
薬というものは、他の薬と組み合わさると、本来はありえない作用を起こすことがあります。
これを、一般に「薬物間相互作用」と言います。
つまりCBDと薬が相互に影響を与えあい、本来ありえないことが起こるかもしれないのです。
それはもしかしたら、人体にとって健康的なことかもしれません。
一方で、健康を害する相互作用が生まれる可能性も、じゅうぶんあるのです。
だから、CBDと薬を一緒に飲んではいけません。
もし何かしらの薬を常用していて、それでもCBDオイルが必要だという人もいます。
だとしたら、事前にかかりつけの医師へ相談することが重要です。
参考:武内製薬
グレープフルーツと一緒に摂取しない
CBDは、グレープフルーツと一緒に摂取してはいけません。
なぜならグレープフルーツとCBDは、同時に摂取すると、危険な相互作用が起こるかもしれないからです。
実はグレープフルーツには、CBDの効果を強めたり、弱めたりする性質があります。
これは「シトクロムPaddy67450の阻害が起こる」といったことが原因になるのですが、たいへんむずかしいことなのでここでは取り扱いません。
弱められるのもは困りますが、想像以上に強められるのも、また危険なことです。
CBDとグレープフルーツは、一緒に摂取しないようにしましょう。
参考:CBD project)
セントジョーンズワートと一緒に摂取しない
また、セントジョーンズワートとも一緒に摂取してはいけません。
セントジョーンズワートとは、日本では「セイヨウオトギリソウ」と呼ばれる植物のこと。
セントジョーンズワートはハーブとしても利用され、抗うつ効果があると言われています。
しかしセントジョーンズワートとCBDを組み合わせると、先ほど解説した薬物相互作用が起こりうるのです。
つまり同時に摂取すると、本来あり得ない、人体に有害な作用が起こるかもしれません。
だから、セントジョーンズワートと同時に摂取するのは避けておきましょう。
おすすめできるCBDオイルとは? とっておきのものを3つ紹介
ここまで、CBDオイルにおける禁忌を解説してきました。
上記のタイミングと状況を避けておけば、基本的には安全にCBDオイルを使用できるでしょう。
ただ、安全かつよりよい効果を得るなら、そもそも「信頼できるCBDオイルを選ぶ」というのも重要です。
CBDオイル業界には、きちんと安全性が保証されていない、怪しいものが多々存在します。
そういったものではなく、信頼性が高い(有名な)CBDアイテムを選びましょう。
特に、以下のようなCBDオイルはおすすめです。
いずれも品質証明書の発行や第三者機関による厳しい監視を受けたうえで、販売されています。
Pharmahemp(パーマヘンプ)CBD OIL【濃度6.6%】
hecari(ひかり)CBDオイル【濃度5%】
サプリプラスファミリー CBDオイル【濃度0.04%】
サプリプラスファミリーのCBDオイルは、ビギナー用に製造されている数少ないアイテムのひとつ。
CBD濃度を0.04%までおさえており、よりマイルドなリラックス・睡眠効果が期待されます。
CBDオイルでは濃度が高い方がよい、とされていますが、「逆に濃度が高いのは怖い」と感じる人もいるでしょう。
だとすると、サプリプラスファミリーのように低濃度のものから試してみるのがおすすめ。
なお価格も非常に安く、2,916円から購入できます。
ビギナーの人は、こういったところからスタートしてみましょう。
CBDオイルは、どんなときに使うのがおすすめ?
CBDオイルを使うべきタイミングは、人それぞれです。
禁忌さえ避けているのであれば、だいたいいつでもよいでしょう。
ただ、具体的には以下のような場面でCBDオイルを使えば、よりよい効果が期待できます。
- 睡眠前にCBDを摂取し、眠りの質を向上する
- 仕事などのストレスが溜まっているときに摂取し、イライラを解消する
- リラックスして過ごしたいときに摂取する
- 不安を感じているときに摂取する
- 集中したい時に摂取する(CBDは集中力をアップさせる効果が期待できる)
- 普段の健康管理のため、毎日決められた時間に摂取する
もちろん、効果には個人差があります。
しかし上記のように目的をはっきりさせたうえで摂取すれば、よりよい効果を得られやすいでしょう。
まとめ
CBDオイルには、意外にもさまざまな禁忌があります。
とはいえ、普通は禁忌に近づくようなタイミングはありません。
常識的に判断してCBDオイルを摂取しておけば、なんの問題もないでしょう。
禁忌さえ避けておけば、CBDオイルは人体にとってたいへん心強い存在です。
じょうずにCBDオイルを使いましょう。