大麻を吸うと太るって本当? アメリカの調査とともに解説します

ときどき、「大麻を吸うと、太るのでは?」という疑問の声が聞かれます。

太ることが懸念されるのは、おそらく「マンチー」の存在が原因でしょう。

 

マンチーとは、一言で言えば、「強い食欲が湧き上がり、何を食べてもすごく美味しい」という状態のこと。

大麻を吸ってこのような状態に入っているなら、いかにも太りそうですよね。

 

本記事ではアメリカで行われた調査結果とともに、「大麻を吸うと太るのか?」という問題について解説します。

目次

大麻を吸うと、マンチーによって太るのか?

ジャンク

結論から言うと、「大麻を吸うと太る」、とは言えません。

「マンチー」の現象が存在するのにもかかわらず、太りにくいというのは、やや不思議な話です。

 

これを裏付ける調査結果もあります。

アメリカの情報 Forbes(フォーブス)によれば、ミシガン大学の調査にて「大麻を吸うと太りやすい」と断定できるデータが得られなかったとのこと。

 

ミシガン大学は、被験者たちの体重を3年間追い続けるという調査がおこなわれました。

被験者は、全員多かれ少なかれ体重を増やしていました。

「大麻を吸っている人」は、「吸っていない人」よりも、体重の増加がゆるやかだったのです。

 

つまり「大麻を吸うと太りやすい」どころか、「体重の増加を防ぐ」という傾向すら認められる調査結果が出ているというわけですね。

関連記事:大麻の悪いところといいところメリットとデメリットを解説します

なぜ大麻を吸っても太る可能性が高まらないのか?

痩せた女

マンチーがあるにもかかわらず、「大麻を吸っても太らない」ことの理由は、ミシガン大学でさえ明らかにできませんでした。

しかし以下のように、太らない理由を予測することは可能です。

活動量が上がる

第一に、「活動量が上がる」という点を考えてみましょう。

大麻を吸うと、基本的には「ハイになる」し、愛好者もそれを期待しているはずです。

ハイになると、当然ながら活動量は増加します。

 

パーティーで飛んだり跳ねたり、歌ったり踊ったり、活発に動くことでしょう。

もちろんこういったことがあれば、消費カロリーは高まります。

よってマンチーで摂取するカロリー以上よりも多くのカロリーを消費することで、太らなくなっているという可能性もあります。

大麻を吸ったことがある人なら、これは感覚的に理解できるでしょう。

 

もしパーティーやクラブで踊り明かす、というようなことがあれば、消費カロリーは相当なものでしょう。

その夜を騒ぎ尽くしてしまえば、太ることについて心配はしなくてもよさそうです。

代謝を高める?

また、大麻を吸うことは、「代謝向上に貢献している」という可能性もあります。

代謝が向上するとは、つまり「消費カロリーが増える」ということなので、当然太るわけもなく、むしろ痩せるということです。

 

National liblary og medicine 」に記録されている調査では、「大麻を吸うと、代謝が高まる」ということが報告されています。

他にも数多くの研究で「代謝を高める」ということが確かめられているので、この点については信用できそうです。

 

ちなみに筋肉量が増えることでも、代謝は向上します。

よって大麻とウェイトトレーニングを組み合わせれば、強烈なダイエット効果が得られるのかもしれまあせん。

カンナビノイドに影響がある?

ものすごく具体的な研究成果があるわけではありませんが、「カンナビノイドシステムへ影響している」というのも、無関係ではないと考えられます。

カンナビノイドシステムとは、人間に備わっている、「健康で正常な心身の状態を保つための仕組み」のようなものです。

 

カンナビノイドシステムは、大麻に含まれている「カンナビノイド」を得ることで、より安定して機能するようになっています。

つまりカンナビノイドシステムがはたらくことで、「不健康で異常な太り方を避ける」ようになっているのではないか、というわけです。

 

ただしカンナビノイドシステム自体、まだ研究段階であり、わからないことも多くあります。

そして「太る・痩せる」というところについては、なおさら不透明です。

あくまでも「一説である」という程度の理解でとどめておいてください。

関連記事:誰にとっても重大! カンナビノイド欠乏症とは?

 

ちなみにカンナビノイド自体は、CBDアイテムで整えてあげることが可能です。

これにより、心身の疲れをとる、お肌の調子をサポートする、眠りの質が高まる、といった改善が期待できます。

 

そもそもマンチーになるとは限らない

また、「大麻を吸ってもマンチーになるとは限らない」というのも、関係しているかもしれません。

そもそも大麻の中には、「マンチーになるもの」と「ならないもの」が存在します。

 

マンチーになりやすいのは「インディカ種」という大麻です。

一方で「サティバ種」という種類がありますが、、こちらには明確に「マンチーがきた!」と思わせるような効果はありません。

 

そしてインディカ種の方も、「摂取したら100%マンチーをもたらす」というものではありません。

インディカ種にも当たり外れがあるし、「体質的にマンチーが来ない」という人もいます。

 

仮に「サティバ種」のほうを吸っているならば、マンチーがこない以上、劇的に太るはずはありません。

さらにインディカ種でもマンチーが訪れないケースを含めて考えれば、「大麻を吸って、太るというデータが出てこない」というのは当たり前のことでしょう。

 

要するに「大麻を吸って太る」とバッサリと断言するのは、大きな間違いだというわけです。

大麻を楽しみたい人は、太ることについて必要以上な心配をしないようにしましょう。

関連記事:最強の大麻の種類はどれ? ランキングTOP10を紹介

太らないことが正解ではない

お腹 おさえる

というように大麻を吸うことで、「勢いよく太る」わけことは起こり得ないでしょう。

むしろ痩せることのほうが、理屈を考えれば自然だとさえ言えます。

ただし、かならずしも大麻を吸って、太らずに痩せることが正解だというわけではありません。

 

なぜなら知ってのとおり、大麻を吸って「痩せる」ということが、「太りすぎること」と同じようにリスキーかもしれないから。

仮に大麻を摂取することで、余分な「皮下脂肪」などが落ちているのであれば問題ありません。

これはいわゆる、「健康的な痩せ方」です。

 

しかし「筋肉」や「水分」など、心身の健康にとって重要なものが失われているとなれば、それは「不健康な痩せ方」と言えるでしょう。

筋肉が落ちているなら、基礎代謝も落ちているので、「痩せづらく、太りやすい体」(スキニー・ファット)になりつつあると表現できます。

 

そして「大麻を吸って痩せたとして、それが健康的か不健康か」ということについては、まだわかっていません。

もしかしたら大麻を吸うことは、ものすごく不健康な痩せ方をしていて、「逆に太りやすい体へ近づいている」可能性すらあるのです。

 

よって「大麻を吸って痩せる」ということが、かならずしもよいことだとは言えません。

「大麻を吸ってダイエットしよう!」というような考え方は、もちろん危険な考えです。

大麻なければ、CBDを楽しもう。

CBD

というように大麻で痩せることの危険性を語っても、「とりあえず太らないなら、大麻を吸ってみたい」と考える人はいるでしょう。

とはいえ、知ってのとおり日本では大麻の所持は禁止されています。

いくら大麻を吸いたくても、国内で吸うことは不可能です。

 

しかし現在は、大麻(マリファナ)の代替え品として、「CBD製品」というものが大流行しています。

CBDとは、大麻に含まれている「カンナビノイド」という成分類の一種です。

CBDは、日本において合法で、食事・美容・健康など、あらゆる場面で用いられています。

具体的には、以下のような効果があり、多くの人に愛されるようになりました。

 

  • リラックスできる
  • 集中力が高まる
  • 肌の調子がサポートされる
  • 睡眠の質が高まる
  • 疲労感がなくなる
  • 不安やイライラが低減される
  • 鎮痛作用が期待できる

 

と、ストレス社会で戦う私たちにとっては、ドンピシャな効果が期待されています。

これなら、日本でも問題なく楽しむことが可能です。

CBDのほうは太る? ダイエットができるのはほんと?

もちろん、CBDを摂取したから太るなんてことは、絶対にあり得ません。

だとしたら大麻を吸っている人が全員デブでないとおかしいからです。

 

ただ、残念ながら「CBDを摂取して体重が落ちる」なんて効果は、今のところ断言できません。

「CBDで痩せる」という研究も進められていますが、それはまだ研究途上です。

 

ただし、ダイエットに無関係というわけでもなく、CBDでダイエットしやすくなる部分があります。

もう一度、CBDに期待される効果をチェックしてみましょう。

 

  • リラックスできる
  • 集中力が高まる
  • 肌の調子がサポートされる
  • 睡眠の質が高まる
  • 疲労感がなくなる
  • 不安やイライラが低減される
  • 鎮痛作用が期待できる

 

という効果が得られます。

やはり痩せる、痩せないとか、そういった直接的な効果があるわけではありません。

 

しかし、上記の「不安を低減させる」とか、「睡眠の質を高める」といったことは、ダイエットするうえでとても大切になります。

要するに健康的になるわけですが、そうだとすると、たとえばお出かけやフィットネスをやるだけの元気が得られるようになります。

すると、活動量が増え、消費カロリーが高まり、結果としてダイエットにつながるわけですね。

要するにCBDで運動するエネルギーをチャージして、やる気出して運動すれば、痩せそうです。

 

大麻は吸えないけど、それでも大麻成分を楽しみたい、ダイエットしたい!」という人は、CBD製品を試してみましょう。

実際、筆者もCBDグミを食べることで、上記のような効果をはっきり感じられました。

 結局どのCBDアイテムがダイエットに効くのか?

ダイエットに役立てられるCBD製品としては、以下のようなものが挙げられます。

  • CBDオイル
  • CBDリキッド
  • CBDグミ

これなら、ダイエットの助けになるし、しかも健康的な自分でいられるはずです。

関連記事:大麻におけるTHCとCBDとはいったいなんなのか?  徹底解説します

CBDオイル


CBDオイルは、「舌の上に垂らす」という形で使うCBD製品です。

ものすごく簡単にCBDの効果を得られるので、広く愛されています。

数滴を摂取するだけで、特別な体験が得られるでしょう。

 

また、冷たい飲み物に混ぜる、なんて使い方もあります。

普段の飲み物から、心身ともに安らぎ、活動的になれる効果が得られるでしょう。

 

CBDオイルで元気を取り戻して、楽しくダイエットしましょう。

CBDリキッド


リキッドは、CBD製品としてもっとも人気の高いものです。

マリファナのように煙を吸って吐くので、とても本格的。

喫煙者、あるいは「大麻へのあこがれが強い人」には、かなりおすすめです。

 

CBDの濃度を濃くすれば、合法とは思えないほど強力な効果を得られます。

値段も手頃なので、CBD初心者にもかなりおすすめです。

 

ちょっと話は飛びますが、「深く吸って吐く」というのは、基礎代謝を高めて痩せやすい体に変化することを手伝うと言われています。

CBDグミ


CBDをグミに混ぜ込んだ、「エディブル」のような製品です。

中でもCBDfxのものは特に質がよく、人によっては「とても気分がよい」とコメントしています。

 

ラッパーである呂布カルマのインタビュー動画でも、CBDfxが映っていましたね。

ラッパーたちの間でも、CBDfxは定番として愛されている様子です。

 

食べ物なので、ちょっとだけお腹も満たされます。

そしてカロリーもめちゃくちゃ低いので、減量のジャマにはなりません。

満足感を得ながら、CBDの効果をしっかりと感じられるでしょう。

まとめ

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マンチーという強烈な体験があるにもかかわらず、「大麻で太る」ということは考えづらいことです。

むしろ、「大麻を吸っていると、太りにくい」というデータすら出ています。

よって大麻を吸ったからといって、「太る」ということは心配しなくてもよいでしょう。

 

さすがに毎日マンチーへ突入して、ジャンクフードばかり食べていれば、カロリーオーバーはするかもしれません。

ただ、毎日マンチーへ入ることも、たくさん食べすぎることも、現実的なことではないでしょう。

 

といっても、日本で大麻を楽しむことは、現実的ではありません。

ただしCBDで、合法かつ安全に、大麻成分を楽しむことは可能です。

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