- CBDリキッドは高濃度だったら効き目が強いのだろうか?
- リキッドの効き目があまり感じられないんだけど、どうすればよい?
- CBDリキッドは確実にキマるんだろうか?
- 何を選べばよいのだろう?
というような疑問を持っている人は多いでしょう。
CBDに慣れていない人には、どうすれば効果を得られるか分かりづらい部分もあるはずです。
本記事では以下の点について詳しく解説します。
- 高濃度CBDリキッドは効果が高いのか
- CBDがキマるかどうか
- CBDリキッドの効果をより強く引き出す方法
CBDに興味を持っている人はぜひ参考にしてください。
<ざっくりいうと?>
高濃度CBDリキッドは効果が高い
ただしうまく効き目が得られない場合もある
THCが入っていないので、大麻のようにキマるわけではない
CBDクリスタルなどで無理やりCBD含有量を増やすのがおすすめ
高濃度CBDリキッドは絶対に効果が高い?
結論から言えば高濃度CBDリキッドは、そうでないものと比較して高い効果を得られるでしょう。
ただし、絶対に効果が出るとは限りません。
やはりCBDリキッドと体質の相性が合わないと、さほど強い効き目を感じられない場合もあります。
また正しい吸い方をしていないと、じゅうぶんな効果が得られないことも。
基本的に高濃度CBDリキッドはしっかりとした効果を感じられますが、絶対ではないことに注意しましょう。
正しく高濃度CBDの効果が得られたときの効き目は凄まじい
高濃度のCBDリキッドは、正しく効果が発揮された場合、相当な効き目を感じられます。
なんだかんだ言って高濃度なだけで、それなりの効果を得ることが可能です。
高濃度CBDの効果としては以下が挙げられるでしょう。
- しっかりとリラックスできる
- 不安な気持ちがおさえられる
- 深い睡眠が取れるようになる
- 寝起きがよくなる
- エンドカンナビノイドシステムが調整される
- 食べ物が美味しく感じられるetc…
というように高濃度CBDリキッドには、さまざまな効果が期待されます。
高濃度のCBDリキッドはキマる効果がある?
「高濃度CBDリキッドを使えばキマる効果があるのか?」という疑問がよく聞かれます。
結論から言うと、キマることはありません。
なぜなら高濃度CBDには、THCが含まれていないからです。
THCとは、CBDと同じく大麻草に含まれているカンナビノイドの一種。
そして、いわゆる「キマる」という現象は、おおむねTHCによってひき起こされます。
具体的には、
- ハイになる
- 何を食べても美味しくなる
- 何をみても面白くなる
といった現象です。
しかし日本では、THCが含まれている成分はすべて違法だとされています。
よって高濃度CBDリキッドといえども、ハイになる効果は得られません。
ただし高濃度リキッドなら、強いリラックス効果や、落ち着きを感じられる期待は持てます。
さらには睡眠の質を大幅に高めたり、不安が低減されるといった効き目を感じられるでしょう。
それを「キマる」というなら、「高濃度CBDリキッドにはキマる効果がある」とも言えます。
ただしTHCが含まれているマリファナとは別物であることは、忘れてはいけません。
CBD濃度の違いとは?含有量ってなに?ややこしい専門用語をわかりやすく解説
重要なのはどれだけCBDが含まれているか?
CBDリキッドにおいては、もちろん高濃度であることは大切です。
しかしそれ以上に大切なのは、「CBDリキッドにどれだけのCBDが含まれているか」ということ。
つまり含有量が多いかどうか、というのが、もっとも注目すべきポイントだといえます。
たとえば内容量10mlで、濃度30%のCBDリキッドがあったとしましょう。
30%なら文句なしに高濃度なアイテムです。
この場合、CBDの含有量は3ml相当。
CBDは1回あたり20mgも摂取すれば、効果を感じられると言われています。
つまり上記の例だと少なくとも150回は効き目を感じられるというわけです。
20mgでも効果を感じられないなら、40mg、60mgと増やして調整できたりもします。
一方で含有量が少ないCBDリキッドは、たとえ高濃度でも大して効き目は感じられません。
一度あたりに摂取できるCBDの量は限られているし、含有量が少ないと効果を得られないケースが多いのです。
関連記事:CBDの吸いすぎると中毒や依存症になる?どれくらいまで吸っていい?
高濃度CBDはたくさん摂取したら効果を得られる?
結論から言うと、高濃度CBDリキッドをたくさん摂取したからといって、かならずしも高い効果を得られるわけではありません。
もちろん摂取量が増えれば効き目は出やすくなります。
しかし先ほど言ったとおり体質との相性はあるし、そもそも正しく吸引できていないという場合もあるでしょう。
そうすると高濃度だろうが大量だろうが、効果を感じられないケースは出てきます。
なおCBDの効果を最大限に引き出す正しい吸い方は後ほど解説するので安心してください。
ちなみに「CBDはどこまで摂取していいんだろう?」と思っている人も多いでしょう。
結論から言うと、1日1,500mgまでが、摂取量の上限だとされています。
ただしそれだけのCBDを摂取するには、CBDリキッドを1日で1本開けるとか、相当偏ったことをしなければいけません。
つまり普通にCBDリキッドを吸ううえで気にする必要はないので、安心してください。
高濃度のCBDリキッドの効果をしっかり引き出す方法は?
高濃度CBDリキッドでも、うまく効果が得られないことはあります。
「せっかく買ったのに全然効き目が感じられない!」と嘆いている人も多いでしょう。
しかし、以下の方法を試してみれば、しっかりと効果を感じられるはずです。
- 適切な量のCBDを摂取する
- 舌の下から摂取する
- 【裏技】CBDパウダーであれば鼻から吸い込む
- CBDクリスタルやCBDワックスを使う
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
適切な量のCBDを摂取する
高濃度CBDリキッドの効果を引き出すには、適切な量を摂取することも重要になります。
一日おけるCBDの適切な摂取量は、20mgだと言われています。
もしこれ以下の摂取量だと、効果は安定して得られないでしょう。
たとえばほんの少ししかCBDリキッドを使わない場合は、きちんとした効果は得られないはずです。
とにかく摂取量を増やせばよい、という性質のものでもありません。
ただし最低でも1日20mgは摂取して、効果を感じられるようにしましょう。
またCBDは1日1,500mg摂取したとしても、健康被害が出る可能性は低いです。
つまり効果が感じられない時は、30mg〜50mgくらい摂取してもかまいません。
摂取量を増やしても、ほとんどリスクがない状態で、より高い効果を得られる可能性があります。
正しく吸引する
高濃度CBDリキッドは、本来高い効果を得られるアイテムではあります。
しかし効き目をじゅうぶんに感じられないなら、正しく吸引できていないかもしれません。
リキッドに限った話ではなく、吸うタイプのCBDは吸引方法が悪いと効果が得られないのです。
- 正しい吸い方としては、まず以下のようなものだと考えておきましょう。
- CBDリキッドをできるだけ深く吸い込む(肺やヘソの下にまで入れていくイメージ)
- すぐには吐き出さず、できるだけ体内で長く溜めておく
- ゆっくりと味わうように吐き出す
これを知っておくだけで、高濃度CBDリキッドの効果を感じやすくなるはずです。
面倒くさければ、「とにかく深く吸って吐く」という理解でも問題ありません。
これだけでも効き目には大きな変化があるし、そもそも吸いごたえが大きく変化します。
また、いわゆる「爆煙」で吸うのは、効き目を保つうえではおすすめできません。
爆煙ということは、つまりCBDが強く熱されているわけです。
しかしCBDは、熱によって変質して、CBDではなくなってしまいます。
そうすると体内へ取り込めるCBDの量も少なくなってしまうわけです。
またヴェポライザーが220度くらいだと、CBDの変質が始まります。
ほどほどの煙量と、無理のない温度設定でCBDを楽しむようにしましょう。
関連記事:”CBDヴェポライザー”って何? 使い方やおすすめ機種について解説!
【裏技】CBDパウダーであれば鼻から吸い込む
もし高濃度CBDリキッドではなくCBDクリスタルも持っているなら、「鼻から吸い込む」という方法もあります。
あまりおすすめはできませんが、とりあえず効果は得やすくなるでしょう。
なぜなら鼻の奥には、あらゆる成分をもっとも効率的に吸収できる器官があるからです。
CBDリキッドを煙として吸った場合、実際に摂取できるCBDの量は全体の5%から20%程度。
しかしCBDクリスタルを鼻から吸い込んだ場合は、なんと34%から46%ものCBDを摂取できます。
ものすごくシンプルに考えれば、摂取量は最大で9倍に跳ね上がるわけです。
これで効果が出ない、というほうが不自然でしょう。
ただし鼻からCBDクリスタル、つまり粉を吸い込むというのは、そこそこしんどい作業です。
ムズムズしたり、くしゃみが出そうになったりするかもしれません。
また水を鼻から吸ってしまったときのような痛みが感じられることも。
CBDクリスタルやCBDワックスで効果の高い高濃度リキッドを作ることも可能
どうしても「高濃度リキッドの効果が感じられない」という人も多いでしょう。
そんなときは、さらに効果の高いものを自分で作り出すことも試すのがよいかもしれません。
高濃度リキッドに、CBDクリスタルやCBDワックスを混ぜ込んでみましょう。
CBDクリスタルやCBDワックスとは、いずれも「CBDを結晶化させたもの」です。
ほとんどCBDそのものなので、濃度が高いのが特徴。
たいていのCBDクリスタルとCBDワックスは、CBD濃度99.9%程度となっています。
つまりCBDのカタマリをCBDリキッドに混ぜ込むことで、より高い効果が期待できるオリジナルCBDアイテムを作れる、というわけです。
これはCBDクリスタル。
CBD濃度は99%と、圧倒的な数字が出ています。
一つ持っておくとものすごく便利なので、ぜひ手に入れておきましょう。
これはCBDワックス。
同じく99.6%ととんでもない高濃度になっています。
CBDクリスタルパウダーを使う場合は、CBDリキッドの容れ物にそれを落とし込みます。
そしてマドラーなどでそれを攪拌しましょう。
時に缶ジュースを振る要領でシェイクしすれば、よりムラなくCBDクリスタルパウダーを混ぜ込むことが可能です。
そして1時間ほど経過したら完成。
CBDクリスタルパウダーが溶け込み、より高濃度かつCBD含有量の多いリキッドが出来上がります。
CBDワックスの場合も、作り方は大きく変わりません。
ただしCBDワックスはCBDクリスタルパウダーより組織体がしっかりしています。
だからCBDリキッドに溶け込むまで少し時間がかかるわけですね。
そしてCBDワックスのブランドごとで溶けやすさが異なる部分もあります。
したがってCBDリキッドに溶け込ませるときは、時間をかけて具合を観察しながら使っていきましょう。
別な高濃度リキッドを混ぜるのはNG
別な高濃度リキッドを混ぜるのはおすすめできません。
なぜなら高濃度リキッド同士を混ぜたところで、さほど効果が高まらないという身もフタもない理由があるからです。
たとえば濃度20%のCBDリキッドがあったとします。
そこに濃度30%のものを、同じ量だけ混ぜたとしましょう。
そうすると濃度25%のCBDができるわけです。
よくよく考えてみると、これは「濃度30%のCBDリキッドを25%まで薄めている」だけですね。
混ぜれば混ぜるほど、CBD全体の濃度が薄まっていきます。
含有量こそ増えますが、高濃度からは遠ざかり、効果も期待できなくなるでしょう。」
オイルに切り替えて舌の下から摂取する
高濃度CBDリキッドで効果が得られないなら、CBDオイルに切り替えるという方向も考えられます。
そして「CBDオイルを舌の下から摂取する」という方法を試してみましょう。
なぜなら舌の下には、何らかの成分を効率的に取り入れる吸収機関があるからです。
いわゆる「舌下摂取」というものですね。
この方法はもっとも手軽に高濃度CBDリキッドの効果を引き出してくれるものです。
CBDの効き目は、「どれだけ効率的に体内へ吸収されたか」という点で左右される部分があります。
たとえば普通にCBDリキッドを吸った場合の吸収効率はおよそ5%から20%です。
しかし舌の下から摂取した場合は、最大で35%程度の吸収効率が期待できます。
つまり舌下摂取ではより多くのCBDを取り入れられるので、高い効果が得られるというわけです。
まとめ
高濃度CBDリキッドは、本来高い効果を示すものです。
しかし、常に誰もが効き目を正しく得られるわけではありません。
特に重要なのは、「高濃度であると同時に、CBDの含有量も十分であること」です。
含有量が少なければ、いくら濃度が高くても効果は高まらないでしょう。
なぜなら、そもそも体内に入ってくるCBDの分量が少ないからです。
CBDリキッドを購入するときは、濃度ではなく含有量もチェックするようにしましょう。
また「正しい吸い方を実践しているか?」といった点も重要となります。
本記事では紹介した手順どおりに吸引し、高濃度CBDリキッドを余すことなく吸引するようにしましょう。
そうすることでより高い効果が得られるはずです。
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