- 「晋平太、どうしてしまったんだろう?」
- 「躁鬱って何なんだろう?」
このように思っている人は多いでしょう。
晋平太に関しては、現在、躁鬱病(双極性障害)をわずらい、闘病しながらMCバトルや音源制作に取り組んでいます。とても心配です。
そしてこの躁鬱病という病気は、かなり厄介なものです。
本記事では晋平太の状況や症状などに関して解説します。
晋平太のことが心配な人は、ぜひ読んでみてください。
晋平太の状況
さーてこの先の晋平太は
むかつくから本当にTwitter消して
アルバムを楽しみにしててもらいつつ
ツインプラネットの法務部からDMくれた哀れな仔羊達を誘う内容証明を送りつけ
ニュースステーション辺りで
有名人に対する悪質なSNS問題を取り上げて
日本中で反対キャンペーンライブする。あばよ! pic.twitter.com/8NC5AFLaBi
— 晋平太 (@shinpeita) November 2, 2023
まず、晋平太の置かれている状況を整理しましょう。
そもそも躁鬱病以前に、晋平太の周囲にはちょこちょことトラブルがあります。まずはその点をおさらいしましょう
漢 a.k.a GAMIとのトラブル
2016年ごろの話をすると、「漢 a.k.a GAMIとのトラブル」がありました。
漢 a.k.a GAMIは、UMBの主催者であるLibraという組織の一員でした。しかしLibra内での揉め事がきっかけで決別し、9sariグループを立ち上げます。
Libraには晋平太も関係しており、彼はUMBの司会を務めていました。その晋平太に対して、漢 a.k.a GAMIは「Libraを離れて、ウチに来てくれないか?」と誘います。そして晋平太もそれを了承しました。
しかし晋平太はLibraと関係を持ちながらUMBの司会も継続。それに対して漢 a.k.a GAMIが怒ってしまった、というわけです。
しかし2017年のフリースタイルダンジョン出演。5人勝ち抜き制のうち、2番目に漢 a.k.a GAMiが出てきて、バトルをきっかけに和解しました。現在ではそれなりに仲良くやっています。
T-Pablowとの揉め事
上述の2017年のフリースタイルダンジョン出演時の漢 a.k.a GAMIと対戦した直後、3人目モンスターとして登場したT-Pablowとも揉めてしまいました。
バトル中晋平太がボディータッチをしたらしく、T-Pablowが激怒。二度胸ぐらを掴まれたり、マイクを通さない言い合いになったりと、揉めに揉めます。
現在もこれといった和解情報もなく、いまだに遺恨が残っているような感じがします。
がーどまんにブロックされる
近年(2023年)だと、がーどまんとも揉め事がありました。
https://twitter.com/mcgardman/status/1708224588990357809簡単に経緯を話すと、
- 晋平太、がーどまん、ミメイ(ライマーズ)で大会に出場する
- チームとしての戦い方や、普段のお互いのイジりで気持ちがすれ違う
- 晋平太がTwitterでがーどまんに対して攻撃的なツイートをする
- その後晋平太が謝罪するが、がーどまんが仲直りを拒否する
- 今度は晋平太が怒ってしまい、LINE上での激しい口論になる
という経緯でした。
他にも、UMBの司会の進め方に関して、出場したMCから苦言を呈されたり、梵頭と揉めたり(プロレスっぽいけど)、とにかくトラブルが多いです。
なぜこういうことになるのかといえば、本人の気質もあるでしょうが、やはり公表している躁鬱病が関係しているでしょう。
これに関しては、呂布カルマいわく、「昔から躁鬱だろうなと言われていた」とのことです。
晋平太の抱える病気「躁鬱病」とは?
さて、晋平太の抱える「躁鬱病」とはどういう病気なのか知らない人も多いでしょう。簡単にいうと、以下の精神状態に入ることを交互に繰り返す精神疾患です。
- 躁状態/とにかく活動的・攻撃的になる
- 鬱状態/絶望的な気分になり何もできなくなる
こうなってしまう原因として、遺伝的要因や脳内物質バランスの悪さ、ストレス体験や生活リズムの崩壊などが挙げられます。
晋平太の場合、KOKや口喧嘩祭、UMBの司会など、プレッシャーがかかる案件をいくつも抱えていました。もしかしたら、頑張りすぎたのかもしれません。
活動的、攻撃的、絶望的と言いましたが、こういうのは、誰にでもあるものです。日によって活発に動いたり、何かで落ち込んだりすることはあります。
しかしそれがあまりにも両極端であることが、この病気の厄介なところです。
躁状態と鬱状態がどういうものか、もう少し詳しく見てみましょう。
躁状態/とにかく活動的・攻撃的になる
躁状態では、とにかく活動的になります。活動的と一口に言っても、明らかに病的なものです。「なんでもできる」「絶対うまくいく」と決めつけて、自信過剰な行動を繰り返します。
さらに通常は必要な睡眠時間も確保せず、休むことなく連続して活動します。高揚感や万能感を強く感じ、リスクの高い行動や衝動的な決断をしてしまうことも。
また誰かに対して攻撃的になるのも、躁状態ならではの病だと言えるでしょう。
最近の晋平太の過激な行動は、だいたいこの躁状態のせいだと考えると納得できます。UMBの司会として出る一方目立ちすぎたり、がーどまんと喧嘩したりするのは、躁状態だったからではないでしょうか。
ちなみに晋平太にも同じことが言えるかわかりませんが、以下のような症状も見られるそうです。
- 夜中なのに人に電話をかけまくる
- 異性に対して過激にアプローチする
- 飲酒や喫煙、ドラッグなどをやめられなくなる
- 金遣いが荒くなる
鬱状態/絶望的な気分になり何もできなくなる
躁鬱病のもう一つの面は、「鬱状態」があることです。
鬱状態にあるとき、強い絶望感や抑鬱感、無価値感、無力感などを感じるようになります。
普段の食事や洗濯、入浴すら億劫になり、仕事や人付き合いに対する興味を喪失します。
食欲が減退したり、眠りすぎるようになったり、集中力を欠いたりします。さらに自己嫌悪や希死念慮を感じることも。
このような状態は数週間から数ヶ月ほど続き、患者を大いに苦しめます。そして鬱の期間を抜けると、また躁状態に入って、異常なほど活発に行動し始めるわけですね。
治療について
残念ながら躁鬱病は完治しません。しかし、適切なケアを施すことにより、症状、つまり躁状態と鬱状態の期間を短く、同時に振れ幅を小さくすることは可能です。
その場合は気分安定剤、抗不安薬などが用いられます。また認知行動療法や家族療法など、カウンセリングの領域でおこなわれるアプローチが有効なことも。
しかし、それでもコントロールするのがむずかしいのが、この病気の怖いところです。結局のところ周囲のサポートを受けながら、根気よく向き合っていくしかありません。
晋平太の今後はどうなるか
現在の晋平太の様子を見ていると、とにかく心配です。あくまでも素人の意見ですが、年々、症状が悪化しているように見受けられます。
躁鬱病を告白する以前、つまり2019年前後は、まだ落ち着いているように見受けられました。
これは2016年、UMB群馬予選を制したNAIKA MCに対するインタビューです。躁でもないし鬱でもない、安定した精神状態に見えます。
もしかしたら軽い躁状態かもしれないし、鬱だけど無理やり頑張っているのかもしれません。
とはいえ、「テンションがぶち上がってむしろ大迷惑」というレベルではないです。
そしてそこから少しずつ、「晋平太の様子がおかしい」と感じられる機会が増えてきました。
以下は2021年、問題視されたUMB司会のようすです。
以下の動画では、ウイニングラップで「今日のアンタは一言多い」と指摘されています。
一方で、2023年のようすです。
<バトルの様子>
<呂布カルマの証言>
<Twitterでの様子>
オマエ。。。
ふざけんなよ。いい加減すぎる https://t.co/OxFMeUfcJF
— 晋平太 (@shinpeita) October 28, 2023
さーてこの先の晋平太は
むかつくから本当にTwitter消して
アルバムを楽しみにしててもらいつつ
ツインプラネットの法務部からDMくれた哀れな仔羊達を誘う内容証明を送りつけ
ニュースステーション辺りで
有名人に対する悪質なSNS問題を取り上げて
日本中で反対キャンペーンライブする。あばよ! pic.twitter.com/8NC5AFLaBi
— 晋平太 (@shinpeita) November 2, 2023
「これが躁状態の症状」と断言できるわけではないのですが、全体を通して過激な行動が増えているように見えます。
呂布カルマをはじめ多くのラッパーが心配していますし、ヘッズの間でも「どうしてしまったんだ」という声が上がっています。
特に心配なのが、躁状態で誰かを傷つけること。そして、鬱状態でさらに取り返しがつかなくなることです。躁状態が行きすぎた挙句、「迷惑」で済む話ではない何かをやらかしてしまうかもしれません。
そして鬱状態では、自分を傷つけたり、あるいは最悪の選択を選んだりする可能性があります。それが躁鬱病のもっとも恐ろしいところです。
まとめ:正しい治療とサポートが必要になる
https://twitter.com/shinpeita/status/1719326155323674999本記事では、晋平太の置かれている状況に関して解説しました。
躁鬱病は厄介な病気です。躁状態のときには、周りが驚くほど活発に動き、鬱状態のときには深く落ち込みます。また、それを理解してくれる人はさほど多くありません。
ヘッズとしても心配になる部分があるでしょう。
ここから重要になるのが、正しい治療とサポートです。
晋平太自身がきちんと病院へ行き、お薬を飲み、カウンセリングを受け、ストレスのかからない場所に身を置くことです。そうするしかありません。
バトルで勝ったり、音源制作で成果を出したりとか、そんなのは何の意味もありません。むしろプレッシャーや批判が、さらに晋平太の精神状態を悪くします。
そしておそらく、俗世間と距離を置いたほうがよいでしょう。
躁鬱病に関して理解のない人たちが(理解ができないことにも理解ができますが)、晋平太のことを必要以上に批判してしまうからです。
躁鬱病という非常にむずかしい病気をみんなが理解するようにも、距離を置くほうがずっと簡単です。
また周囲からのサポートも必要になりそうです。
躁鬱病になると、自分で自分をコントロールできなくなったり、行動を客観視できなくなったりします。だから、「今、こういう状態だから、こうしたほうがよい」といったことを言ってくれる人が、どうしても必要なわけです。
いずれにせよ私たちができることといえば、「躁鬱病であることを踏まえ、晋平太に対して批判をしないこと」くらいしかありません。あとは病状がよくなって、MCバトルや音源でさらに活躍してくれることを祈りましょう。
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