「どこかに大麻草が地面に生えていないだろうか?」と、疑問に思ったことはないでしょうか?
本メディアでは一切推奨していませんが、「大麻草を採取して吸ってみたい」と思ったことがある人もいるはずです。
あれだけ危険視されている大麻草が、自然に生えているかどうか、非常に気になりますよね。
生えていたとしたら、日本国内のどこで見かけられるのか興味深いところです。
本記事では、大麻草の自生について詳しく解説します。
大麻草は自生しているのか?
結論から言えば、大麻草が自生することは普通にあり得ます。
もちろん、日本国内でも同様です。
元々、大麻草は自然の中で自生している植物の一種にしか過ぎません。
大麻草は、人間によって作り出された配合植物でもなく自然由来のものなので、自生する可能性があって当然です。
北海道や長野あたりでは、たくさんの大麻草が自生しています。
具体的には、山間部に自生スポットがあるようです。
ある程度標高が高く、そして遊歩道からも外れている、そんなこっそりとした場所に、大麻草はつつましく生えています。
ただ、自生しうるとはいえ、さすがに都会のど真ん中で、いきなり出てくることはないでしょう。
しかし、近所に大麻が自生している環境があれば、自宅の植木鉢から姿を現すこともあります。
要するに、種が土元へ飛んできて、なおかつ一定の日光と水分があればよいのです。
大麻草の見分け方
明らかに異質な植物とはいえ、大麻草の見た目は、あまり特徴的ではありません。
その辺の道端に生えていても、単なる雑草にしか見えないフォルムです。
よって、ある程度大麻か否かを見抜く必要があります。
大麻草の特徴としては、
- 背丈は1メーつ取るから3メートル
- 茎はまっすぐでに伸びる
- ほのかにタテ筋が入っている
- 葉っぱの枚数は3枚から9枚のうち、たいがいは奇数
- 葉っぱはギザギザで、先端がわずかにカールしている
- ネバネバした花(雌花は樹液を出す)と、そうでない花の2パターンがある
といった特徴があります。
大麻草が育ち始めるのは、だいたい6月ごろ。
そして8月ごろにピークを迎えて、あとは枯れていきます。
要するに、普通の植物と一緒です。
画像で示すと、以下のような植物です。
葉っぱの溝が深いのも、特徴として挙げられるかもしれません。
紛らわしい植物として、「ケナフ」があります。
漢字では「洋麻」と表記し、名前からも大麻に近い植物です。
(引用:薬草と花紀行のホームページ)
特に葉っぱはよく似ているので、知らないと勘違いしてしまいます。
ただし、ケナフの葉っぱは偶数枚になることが多く、またギザギザもついていません。
ただし、花、つぼみの形は全く異なります。
ケナフの花は大きくて白く、大麻草とも別物です。
さらに種のつき方もまったく違うので、よくよく観察すれば見分けられます。
自生した大麻草を採取するのは犯罪?
中には、「大麻草生えてるなら、採って吸えばいいじゃん」と思っている人もいるでしょう。
しかし、自生した大麻草を採取するのは、当然ながら犯罪です。
マリファナにして吸引しなくても、採取したなら、大麻取締法で定められる「単純所持」に該当してしまいます。
また自生している場所が私有地だった場合、不法侵入の罪に問われるケースも。
さらには、窃盗罪などがついてくるかもしれません。
何があっても、自生している大麻草を採取するのは、日本国内では犯罪です。
興味が湧くのは当然ですが、ちゃんと法律を守りましょう。
自宅で自生することはある?
結論から言えば、大麻草が自宅で自生することはあります。
さすがに、いきなり何株も同時に生えてくることはないでしょう。
ただし大麻草が植物であって、種をばらまくことで繁殖している以上、1株2株生えてくる可能性は否定できません。
タンポポの綿毛ほど頻繁ではないにせよ、何かしらの拍子で種が自宅内に入り込むケースはあるのです。
もし自宅内で自生した場合、やはり「栽培や所持の罪に問われるのでは?」と心配になるでしょう。
しかし、自生している場合で罪に問われる可能性はほとんどありません。
大麻草が自宅内で自生した場合、各地方の都道府県へ通報するのが正しい対応です。
要するに、「ウチに大麻草が生えて困ります。なんとかしてください」と相談するわけですね。
すると、すぐさま保健所の人がやってきて、大麻草を除去してくれます。
嫌味を言うなれば、日本は「既得権益を守るために、大麻はすぐ隠さないといけない」と考えており、保健所の人も迅速に動いてくれるでしょう。
もちろん、「大麻草を育てているのか?」などと詰問されたりしません。
ちなみに除去された大麻は、保健所が預かります。
そして保健所から各地にある植物の研究施設へ輸送され、そのまま土中に破棄してしまうそうです。
「けし」について
大麻草のほか、「けし」が自生するケースもあります。
けしは、ごくたまに住宅街や街中にて平気で生えてきたりするそうです。
過去に「けしが生えていた」と通報があり、ちょっとした騒ぎを起こしたこともありました。
警察も、「けしを見つけたら通報してほしい」と呼びかけています。
けしの恐ろしいところは、やはり「一般的な植物と大して見た目が変わらない」こと。
(引用:東大阪市)
ピンク色と白色のツートンカラーで花を開き、見た目には単なる野花です。
ただし、果実の状態で切り傷を付ければ、例の毒々しい液体が溢れ出てきます。
ちなみに「けし」の中毒性や有害性は、大麻草の比ではありません。
要するに「あへん」になるわけですが、こんなものを摂取すれば一瞬で廃人になります。
大麻草の自生スポットと言えば、北海道?
日本国内にも、大麻草が自生しているスポットはいくつか存在します。
中でも有名なのは、北海道地方。
レゲエゴッドのボブ・マーリーが初めて「キメた」のも、北海道原産の大麻草でした。
しかし、現在はかつてほど簡単に大麻を採取できません。
なぜなら、「北海道に大麻の自生スポットがある」と、雑誌などで紹介されてしまったから。
雑誌掲載を契機として、多くの大麻愛好者が集まってしまいました。
ある程度乱獲されているため、数も減ってしまっているでしょう。
そして、北海道原産の大麻はTHC含有率が低いと見られています。
海外で嗜好品として作られている大麻のTHC含有率は、多ければ40%程度。
一方で北海道原産の大麻には、1%程度しかTHCが含まれていません。
その上、近年では警察のマークも厳しくなりました。
大麻草が完熟するシーズンになると、自生スポット近辺でパトカーが包囲網を張るそう。
さらには自生スポット近辺で白バイと遭遇する回数も上がり、検問にも当たりやすくなるそうです。
また、「一度目をつけられたら絶対に逃げきれない布陣になっている」といった情報もありました。
要するに、自生スポットを中央として、半径数キロメートルにまんべんなく警察が配置されている様子。
その半径内であれば、連携を取り合い、警察から呼び止められずには脱出できないようになっているそうです。
どこかで、確実に職務質問される仕組みになっている、とのことでした。
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その他の大麻草自生スポットはどこ?
北海道以外にも、大麻草が自生しているスポットはさまざま存在します。
たとえば、長野県や群馬県などの山間部には、自生スポットがいくつか点在。
兵庫県や大阪府の山側でも、ほんの小さな自生スポットがある様子です。
というか、基本的に山中であれば、いつどこで大麻草が自生していてもお菓子くありません。
ときどき、こういった自生スポットへ行って、逮捕されている人間が出てきます。
やはり各地の自生スポットにはすでに警察が張り付いているようです(なぜ駆除しないのか不思議ですが)。
もはや、日本で大麻草を勝手に摘み取るのは不可能だと言ってよいでしょう。
まとめ:大麻草を採らなくてもCBDアイテムがある
かつての日本では、各地で当たり前のように大麻草が育てられていました。
同時に、大麻草はあちこちで自生していた経緯があります。
とは言え、現在でも自生こそしていますが、採取の対象としてはあまりにも不向きです。
もし自生している大麻草を採取できるなら夢のある話でしたが、そううまくはいきません。
日本の大麻草はTHC含有率が低く、自生地へ行くのも簡単ではありません。
そして警察のマークも基本的には苛烈であり、法的リスクも高いと言えます。
わざわざ採りに行って逮捕されたとなれば、もう最悪の経験です。
が、その辺に生えている大麻草を採取できなくても、日本ではCBDアイテムが楽しめます。
CBDアイテムとは、れっきとした大麻成分である”CBD”を含むグッズです。
もちろん、日本では完全に合法。
さらに副作用などもなく、きわめて安全性の高い成分です。
もし大麻体験が欲しいのであれば、CBDアイテムを使いましょう。
もっともおすすめなのは、「使い捨てタイプの”CBDヴェポライザー」。
これは、マリファナと同じような感覚で大麻成分を吸い込める「電子タバコ」的なアイテムです。
<関連記事>”CBDヴェポライザー”って何? 使い方やおすすめ機種について解説!
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その企業の中で、アズテックはトップをひた走るブランド。
スニーカーでいうところのNIKEやAdidas的な存在ですね。
CBDの含有量や煙量が多く、雑に言えば「キマりやすい」のが特徴。
リラックスや不安軽減、睡眠の向上やイライラの現象といった、高い効果が期待できるでしょう。
「日本でも大麻を楽しみたい」と思ったら、CBDヴェポライザーを試してみてください。