- 「オランダでは大麻が吸えるんだろうか?」
- 「日本人でも吸えるって本当なの?」
- 「逮捕されない?」
上記のように考えている人は多いのではないでしょうか?
結論からいうとオランダは大麻がほぼ合法で、少なくとも逮捕されるケースはまず考えられません。しかし多少の条件があり、これを理解していないとさすがに大麻取締違法で収監される恐れもあります。
そこで本記事では以下について解説します。
- オランダで日本人が大麻を吸える場所
- 日本人でも大麻を楽しめる理由
- オランダ国内の大麻事情
オランダで大麻を吸いたいなら、逮捕されないように注意しましょう。
オランダ・アムステルダムでは日本人でも大麻を吸える
オランダ・アムステルダムでは、定められたルールを守れば大麻を吸えます。日本人でも問題ありません。
ここで重要なポイントは以下4つです。
- オランダ・アムステルダムの「コーヒーショップ」で大麻を吸える
- 日本人でも問題がなく喫煙できる法律的なカラクリ、理由
- 値段は10ユーロあたりから
- 守るべきルール
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
コーヒーショップで一服、大麻を
オランダ・アムステルダムでは、「コーヒーショップ」で大麻を吸うことが可能。そしてこれが、町中に存在します。
オランダにおける「コーヒーショップ」は、ただお茶を飲むための場所ではありません。大麻を購入して吸えるお店のことを意味します。
ここではマリファナやジョイントが多種類販売されています。また大麻入りのクッキーやマフィン、チョコレートなども多数。
少し時代を意識したコーヒーショップなら、大麻ドリンクが販売されているケースもあるでしょう。
ここでマリファナやジョイントを購入して、店内で吸うことが可能。そして雑誌を読んだり、コーヒーを飲んだりしてのんびり過ごしています。
法的に許されている範囲(一人5g)であれば、店内で消費せず持ち帰るのもOK。
アムステルダムであれば、コーヒーショップは1,000箇所ほどあるとのこと。とにかくアムステルダムなら自由に大麻を楽しめるでしょう。
近年は目に余る店舗は閉鎖させられることもある様子。それでも元々の数が多いので、数場所に困らされることはないでしょう。
なぜオランダの「コーヒーショップ」が大麻を吸うスポットになっているか気になっている人も多いでしょう。簡単に言うと昔の名残です。
かつてオランダで大麻が違法だったとき、「Mellow Yellow」というコーヒー屋が店内でこっそり大麻を販売していました(飲料との関係はない)。
このやり方が「大麻を楽しむのに都合がよい」と知られ、その後Mellow Yellowのやり方を真似するお店が多数出現。その際「コーヒーショップ」を名乗ります。
これがオランダ全土へ広がり、いつしか「コーヒーショップ=大麻を吸えるお店」という図式が確立されました。
さらに大麻が合法化されたことにより店舗数が増加。オランダといえばコーヒーショップであり、多くのオランダ人と観光客が集うスポットとなりました。
ちなみに本当に大麻は関係なく純粋な意味での「喫茶店」は「Koffiehuis」と呼ばれます。看板もこの綴りになっているので、間違えることはまずありません。
本当にコーヒーを飲みたい場合はそちらに出向きましょう。
日本人でもコーヒーショップで吸ってもほぼ問題はない
もちろん、日本人がコーヒーショップで大麻を吸っても基本的に問題ありません。アムステルダムに行ったら「COFFEE SHOP」と書かれているお店を探し、突入しましょう。
まずコーヒーショップはオランダ人やヨーロッパ人でしか入れないわけではありません。日本人でも問題なく受け入れられます。
後ほど解説しますが、コーヒーショップで大麻を吸っていて、逮捕されるケースもあり得ません。
近くのコーヒーショップを見つけよう
日本の感覚からすると、あり得ないのですが、GREENMEISTERというサイトで大麻が吸えるコーヒショップを検索できます。
店舗の位置や外観、駐車場があるかどうかなどの情報を確認可能。取り扱っている大麻の種類や価格、あるいはレビューまで書き込まれており、要するに食べログと同じようなサービスです。
オランダのアムステルダムで大麻を吸いたくなったら、ぜひ活用してください。
オランダでの大麻の値段は10ユーロくらい
オランダでの大麻の値段は2、3回分で10〜20ユーロ。日本円に換算すると1,400円から3,000円くらいが相場となります。
基本的にそんなに高いものではありません。安いものであれば500円くらいで購入できるケースも。
観光客はぼったくられることもあるので注意
オランダと大麻に限った話ではありませんが、観光客はぼったくられることもあるので注意してください。
相場が10ユーロから20ユーロなので、これを逸脱しているなら「ふっかけている」と考えるのがよいでしょう。
ただしほとんどのコーヒーショップは大麻の品種と価格をセットで記載しています。ちゃんと読んでおけばぼったくりされる可能性は低いでしょう。
一方で個人の売人やら小さい露店やらでは、変な値段がついているケースもじゅうぶんに考えられます。よくわからないルートから購入するのはやめておきましょう。
オランダで大麻を楽しむときに守るべきルール
オランダでは、日本人でもたしかに大麻を楽しむことが可能。しかし、どこでも好きなだけ吸ってよいわけではありません。
以下の法律が定められている点に注意しましょう。
- 大麻を所持してもよいが、5gまでに限定されている
- 栽培してもよいが、5株まで
- 大麻は屋外では吸ってはいけない
上記のルールを破ると、いかにオランダが大麻に対して寛容といえども処罰される可能性が出てきます。
普通に考えれば誰にでも守れるルールです。しかし旅行の楽しさと大麻がもたらすハイな気分によって、うっかりやらかすかもしれません。
くれぐれもルールに違反しないように、自制心を持って大麻を楽しみましょう。
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帰国時大麻の匂いがすると何かしら詰められる
アムステルダムで大麻を吸うのはよいのですが、帰国時には匂いが香らないようにしましょう。
空港で止められて、何かしら咎められる可能性があります。そもそも所持していなければ逮捕も何もありません。
しかし空港に止められた時点で面倒臭いことになるのは間違いありません。別部屋に連れて行かれて詰められたり、荷物をひっくり返されたりするでしょう。
また間違っても大麻を日本に持ち帰ろう、などとは思わないでください。それこそ大麻の密輸というれっきとした犯罪になってしまいます。
オランダ・アムステルダムの現状は大麻好きの天国!
オランダ自体が自由や寛容、あるいは「快楽の追求」に前向きな国です。その中でも首都アムステルダムはその気風が強く、もはや大麻ジャンキーの天国といった様相です。
アムステルダムという街がどんなものなのか、ここでは詳しく解説します。
大麻フレーバーの町・アムステルダム
アムステルダムは大麻フレーバーの街といっても過言ではありません。
ちょっと下町っぽいところへ入れば、基本的に大麻の匂いが漂います。
路地裏で大麻を吸っている人がいたり、コーヒーショップが大麻ジャンキーでいっぱいだったり、やりたい放題の様相。
それらを取り締まる警官の姿も見当たりません。一応オランダは、外で大麻を吸うのは禁止、という法律の元にあります。
しかし日本にて禁煙エリアでタバコを吸う人が当たり前にいるように、オランダ人が外でキメている光景は当たり前です。
スーパーはマリファナ製品だらけ
日本では考えられないことですが、アムステルダムのスーパーはマリファナ製品が溢れています。
大麻そのもの、キャンディやチョコレートにクッキーなどが勢揃い。吸引きぐも勢揃いしており、オランダがいかに大麻に対して開かれた国であるのかよくわかるでしょう。
「子供が購入したらどうするんだ」という向きもありますが、正直そこにも頓着がないのが、よくも悪くも欧州・オランダといったところです。
大麻の種や苗も流通していて、栽培もできる
オランダでは大麻の種や苗も流通しています。つまり、個人での栽培が認められているわけです。
5株以下で、販売目的でなければ誰でも自由に育てられます。と言ってもいちいち警察がプランターを見に来るわけでもなく、目に余らなければそれ以上育てることも可能。
5株という数字はあってないようなものです。
日本では栽培はおろか所持すらNG。大麻に対する理解は、オランダのほうが何歩も進歩しているといえるでしょう。
マジックマッシュルームもOKだった
かつてのオランダではマジックマッシュルームも合法でした。今は禁止されていますが、条件さえ満たせば自由に楽しめる時代もあったのです。
こういったところにも日本人が知らないオランダの寛容さが現れて言えるでしょう。最近までマジックマッシュルームを使ってもいい国で、大麻くらいなんだといったところです。
売春もOK
大麻とは直接関係ありませんが、オランダでは売春も合法化されています。オランダでの旅行とナイトライフを楽しむうえで重要なポイントだと言えるでしょう。
アムステルダムには「飾り窓」と呼ばれる地区があります。道路に面してショーケースがずらりと並び、赤・ピンク・紫のバックライトで照らされ、そこに女性やニューハーフが立っています。
セクシーな美貌と仕草で男性を誘惑し、客が引っ掛かれば交渉。話がまとまればそのまま飾り窓の向こう側へ。要するに日本で言うところの飛田新地です。
飾り窓は、趣旨こそやや問題がありますが、オランダでは定番の観光地として知られています。もし旅行へ行くならコーヒーショップと飾り窓を楽しむために、アムステルダムへ向かうのがおすすめ。
ちなみに飾り窓は何も女性と接触しなくても、その地区を歩いているだけでエキサイティングな体験です。
オランダ・アムステルダムの大麻事情や合法性に関するよくある質問
本記事ではオランダ・アムステルダムにおける大麻について詳しく解説しました。最後によくある質問について、QandAの形式で解説します。
- 日本人が海外で大麻を吸うのは違法?
- オランダで大麻を吸った人の体験談はある?
- 吸える大麻の品種は?
- オランダ・アムステルダムでの大麻旅行をするうえでの注意点は?
- 大麻ツアーはある?
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
日本人が海外で大麻を吸うのは違法?
ものすごく厳密な話をすれば、日本人が海外で大麻を吸うのは違法です。
ただし違法だとして、オランダ・アムステルダムで大麻を吸って逮捕されるかといえば別の話。限りなく警察に捕まる確率は低いでしょう。
なぜそう言えるのか、念の為根拠を説明しておきます。
そもそも日本人が海外で犯罪を犯した場合、その国の法律で裁かれません。オランダだろうが北極だろうが、日本人は日本の法律で裁かれます。
となると大麻取締法に違反するかどうかがポイントとなるわけです。ただし大麻取締法では、大麻使用が禁止されておらず、所持・栽培が逮捕に必要な要件となります。
そうすると、オランダ国内に所持と栽培をしていないか監視する日本の警察がいるのか、という話ですが、当然ながらいるはずもありません。
要するに違法だったとして、それを取り締まる権力が、オランダには存在しないわけです。また大麻を使用する(コーヒーショップで喫煙する)のは、そもそも違法にはならないと考えられます。
オランダで大麻を吸った人の体験談はある?
オランダで大麻を吸った人の体験談を見たいなら、とりあえずYouTubeをチェックしておくとよいでしょう。
一部年齢制限でサムネイルが表示されていませんが、YouTubeに移動すれば閲覧可能です。
実際にコーヒーショップで大麻販売されている様子なども確認できます。
YouTuber本人が大麻を吸うシーンを掲載していません。これはおそらくYouTubeでのアカウント削除や日本での法律トラブルを警戒したものです。
自身がアムステルダムで大麻を吸えないことを示唆しているわけでないので安心してください。
オランダで吸える大麻の品種は?
オランダでは、メジャーな品種であれば何でも吸えるでしょう。
世界でもっとも大麻に対して寛容な国のひとつであり、アムステルダムを中心に広く流通しています。コーヒーショップには何十種類ものラインナップがあるし、大麻販売店やスーパーでもそれなりの品数があります。
ちなみにしっかりとキマりたいならOGクッシュあたりがおすすめです。これは下記の記事で解説しているので、ぜひご参考にしてください。
<関連記事>
【最強の大麻】OGクッシュとは効果やメリットなどについて解説します
ただし大麻にも種類や濃度、そして体質との相性があり、効果には個人差があります。ある程度当たり外れがある点には注意しましょう。
オランダ・アムステルダムでの大麻旅行をするうえでの注意点は?
オランダ・アムステルダムへの旅行で大麻を楽しむなら、以下の点に注意しましょう。
- 観光客は大麻購入時、ぼったくられる可能性がある
- 10〜20ユーロが適正価格
- 5g以上を持ち歩くと違法になるので注意
- 外で喫煙するのも法律違反なので控える
- 18歳未満の人も吸えない
要するにコーヒーショップの中で吸うなら基本的に問題ありません。
ホテルやゲストハウスに持ち帰って吸うのもOKですが、5gまでしか所持してはいけないので注意してください。
また歩きながらだったり、公共の場で吸ったりするのはタバコと同じ感覚で法律違反になることを踏まえておきましょう。
大麻ツアーはある?
オランダには大麻を楽しむためのツアーが各種組まれています。
(引用:GET YOUR GUIDE)
GET YOUR GUIDEには上記の大麻ツアーが組まれていました。これに参加すればコーヒーショップへ連れて行ってもらえます。
ただアムステルダムにはいくらでもコーヒーショップがあるので(コンビニと同じ頻度で目に入る)ので、あえてツアーを組む必要もありません。
フラフラしていたらそのうちコーヒーショップと出会います。
関連記事:【2021-2022年最新】ハワイでは大麻は合法?日本人は吸える
まとめ
本記事ではオランダおよびアムステルダムの大麻事情を解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- オランダ・アムステルダムでは「コーヒーショップ」で大麻を楽しめる
- 日本人でも問題なく入店でき、ほぼノーリスクで大麻を楽しめる
- 観光客はぼったくられるケースがある。10〜20ユーロの範囲なら適正価格
- アムステルダムはマリファナが普及している都市
- スーパーもマリファナだらけ
- 大麻の種や苗まで流通している
- マジックマッシュルームや売春もOK、意外とカオスな国
正直は話、大麻を吸ううえでオランダほどチョロい国はありません。とにかくアムステルダムへいって「コーヒショップ」と書かれた看板を見つけ出して、そのまま突入すれば大麻を楽しむことが可能です。
オランダは「自由」と「寛容」を大切にする国として言われています。売春が合法だったり、かつてはマジックマッシュルームを食べてもよかったりする店にも、これが現れているでしょう。
そんなフリーダムなオランダなら、日本の法律に縛られることなく大麻を楽しめます。
もし大麻を体験したいと考えるなら、オランダ、特にアムステルダムへ行ってみましょう。
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