ヘンプシードと大麻の違いとは?秘められた8つのメリット

大麻やCBDに興味がある人は、「ヘンプシード」という言葉を聞いたこともあるでしょう。

ヘンプシードは、次世代の「スーパーフード」とも呼ばれるほど、きわめて健康的な存在です。


 

特にヘンプシードから抽出された成分を使ったCBDアイテムは、ものすごく注目されています。

 

ただ、「ヘンプシードと大麻では、何が違いなの?」という疑問を感じている人も多いはず。

結論から言うとヘンプシードと大麻、両方とも同じ「麻」という植物のことを指します。

どちららも大麻草であることに変わりありません。

ただ、わざわざヘンプシード、大麻と言い分けていることには、もう少し細かい違いがあるわけです。

今回は、

  • ヘンプシードと大麻の決定的な違い
  • ヘンプシードの使い道や効果

などについて解説します。

目次

ヘンプシードと大麻の決定的な違いとは?

大麻

ヘンプシードと大麻の決定的な違いは、「THC(テトラヒドロカンナビノールがどれだけ含まれているか?」というところにあります。

THCとは、大麻草に含まれている、特別な成分のひとつ。

THCを摂取すると、テンションが高くなったり、とにかくハッピーな気持ちになったりします。

いわゆる「大麻を吸ってハイになる、トリップする」という現象は、THCによってもたらされているわけですね。

 

そしてTHC割合が0.3%以下の大麻草は、ヘンプシードと呼ばれます。

割合が0.3%以上の大麻草は、大麻と呼ばれるわけです。

 

つまりTHC割合が0.3%以下か、以上かというのが、ヘンプシードと大麻の決定的な違いだと言えます。

ヘンプシードではハイにならないのか?

結論から言うと、ヘンプシードは大麻と違い、ハイになることはありません。

なぜなら、THC割合が低過ぎるからです。

THC割合が0.3%だった場合、一般的に大麻のような作用はありません。

だからヘンプシードを摂取したからといって、ハイになることはないはずです。

ヘンプシードの使い道

ヘンプシードは、大麻と違い、幅広い使い道があることで知られています。

  • 食べ物として食べる
  • ヘンプシードオイルにする
  • 衣服などの生地にする

食べ物として食べる

ヘンプシードは一般的な大麻と違い、食べ物として食べることが可能です。

ヘンプシードとはつまり、単なる植物の種にしか過ぎません。

アーモンドや胡麻と同じように、食べることが可能です。

 

ちなみに味自体は、くるみと似たような味だと言われています。

つまりクセがなく、ほとんどの人は余裕で食べられるでしょう。

 

そのクセのなさを活かして、ヨーグルトやアイスクリームなどにふりかけて食べることも可能です。

ドーナツにまぶしたり、ご飯に混ぜ込む、なんてスタイルもあります。

また、ヘンプシードそのままでも、ある程度おいしく食べることが可能です。

ヘンプシードオイルにする

ヘンプシードから抽出した油は、「オイル」という商品名で販売されています。


ヘンプシードの成分が凝縮されたオイルは、実に健康的なアイテムです。

オイルなので、調理用油などと置き換えて使われたりします。

関連記事:大麻の代わりになるもので、ハッピーになるには?

CBDアイテムは、大麻からではなくヘンプシードから作られている

最近では、CBDオイルをはじめとしたCBDアイテムが、日本でも当たり前に使われるようになりました。

大麻に含まれるCBD(カンナビジオール)だけを抽出した、とても安全性の高いアイテムです。

CBDアイテムは、ヘンプシードから作られます。

よってTHCが混ざることはなく、安心して使えるわけですね。

 

そして、CBDにより、

  • 集中力の向上
  • 睡眠の質を向上させる
  • ストレスや不安を低減させる
  • イライラをおさえる
  • リラックスできる
  • 美容効果

などが期待されます。

まさに次世代の栄養成分だと言えるでしょう。

 

CBDアイテムとしては、以下のようなものが有名です。


これは、CBDの基本形であるCBDオイルですね。

ただ舐めるだけでCBDを摂取できる、とても便利なアイテム。

基本的には効き目が出やすく、CBDによるリラックス効果などをしっかりと体感できるはずです。


これは、いわゆる「CBDペン」と呼ばれるタイプのアイテム。

CBDをiQOSのように喫煙できます。

喫煙習慣がある人には、かなりフィットするアイテムだと言えるでしょう。

また、最近では「タバコの代わり」という意味合いでも注目されるようになりました。

フレーバーもさまざまで、美味しくCBDを摂取できます。

 

CBDアイテムは、ヘンプシードほど栄養バランスがすぐれたものではありません。

ただ一般的に、CBDアイテムのほうがリラックス効果や集中力の向上については信頼できると評価されています。

もちろん筆者もCBDアイテムの効果を感じていました。

どちらがすぐれている、というわけではありません。

自分が求めるものを購入しましょう。

ヘンプシードとは? 秘められた8のメリット

生えている葉っぱ

ここまで大麻とヘンプシードの基本的な違いについて解説しました。

そしてヘンプシードには、とにかくキリがないほど、人体に対してさまざまなメリットをもたらします。

下記では、ヘンプシードにおいて注目すべき、8のメリットについて解説します。

タンパク質が豊富

ヘンプシードは植物の種ではありますが、タンパク質が豊富です。

9種類の必須アミノ酸を含んでおり、欠乏しがちな栄養成分をしっかりと補給できます。

心臓の健康を向上させる

ヘンプシードは、大麻と違い、心臓の健康を向上させると言われています。

特にヘンプシードに含まれるアルギニンは心不全に効果があると言われており、たいへん注目を集めています。

食物繊維を摂取できる

ヘンプシードは、食物繊維が豊富なスーパーフードです。

食物繊維を摂取することにより、便通や体重減少、血糖値の安定などが図られます。

豊富なミネラル

ヘンプシードは、大麻と違い、ミネラルも豊富に含んでいます。

ミネラルを摂取することにより、しっかりと体調を整えることが可能です。

特に亜鉛やビタミン、マグネシウムが豊富なのは、大きなメリットだと言えるでしょう。

不飽和脂肪酸がたっぷり

ヘンプシードには、たいへん重要な不飽和脂肪酸がたっぷりと含まれています。

不飽和脂肪酸とは、一言で言えば体に絶対必要な脂肪分のことです。

不飽和脂肪酸を摂取することにより、コレステロールや血圧の低下を期待が期待できます。

皮膚の荒れなどを解消できる

ヘンプシードは、皮膚の荒れを解消できる効果があると言われています。

食物繊維やタンパク質の摂取により、肌環境が改善されるわけですね。

 

ヘンプシードは最近、女性人気が高まっている部分もあります。

その背景には肌荒れ対策になる期待と、最終的には美容効果を望む部分もあるでしょう。

神経組織を守る

ヘンプシードは、神経組織に対しても、さまざま効果をもたらします。

具体的にはヘンプシードに含まれているCBDが、神経の損傷を防ぎ、炎症をおさえるとのことです。

まだ研究中ですが、不安神経症などを治療する効果がある、といったことも言われています。

大麻とは違い、ヘンプシードがいかに健康的なものか、理解してもらえることでしょう。

関節の不全を緩和する

ヘンプシードは、関節の不全を緩和する効果もあると言われています。

関節内部で起こる炎症を防ぐ効果があるためです。

この特徴が注目され、現在では「ヘンプシード(CBD)で関節に関する疾患を治療できないか」という研究も進められています。

まとめ

最近になって、CBDアイテムやヘンプシードなど、大麻に由来するものが注目されるようになりました。

ヘンプシードについては、大麻と違い、「ハイになる」といった危険な効果はありません。

一方で食物繊維や必須アミノ酸など、人体にとって重要な栄養を多数含んでいます。

現在では、「次世代のスーパーフード」などと呼ばれ、たいへんな注目が集まっているのです。

 

ヘンプシードがあれば、あらゆる面で健康的な日々を過ごせるようになるでしょう。

同じように、CBDオイルをはじめとしてCBDアイテムも注目されています。

これらの大麻由来のアイテムがあれば、さまざまなメリットを得られるはずです。

大麻ナビ
1970.01.01
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