日本人の女性の多くは、「肩こり」に悩むことが多い様子。
特にテレワークの影響で、「肩こりがひどくなった」という人は大勢います。
OMRONの調査では、テレワークにおける体の不調で、「肩こり」がダントツの一位でした。
肩こりは放っておくと、眠れないほど痛くなったりするので、注意が必要です。
そんな辛い肩こりを解決するために、最近ではCBD(カンナビジオール)が注目されるようになりました。
すでに女性の間で大人気となっているCBD。
もうすでにCBDロールオンやCBDオイルを使っている人も、いるかもしれませんね。
CBDにはリラックス効果や緊張の緩和などが効果として期待され、まさに「肩こりに悩む女性の救世主」とも言える存在。
今回は、
- 肩こりの原因
- CBDが肩こりにもたらす効果
などについて詳しく解説します。
辛い肩こりに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
そもそも肩こりの原因とは? CBDとは?
そもそも、なぜ肩こりが起こるのか、そしてCBDがなんなのかを、おさらいしておきましょう。
肩こりの原因
肩こりの原因は、大きく分けて3つ挙げられます。
- 血の巡りが悪くなって、肩の筋肉がかたまっている
- 姿勢が悪くなっていて、肩に重心がかかっている
- 運動不足で、肩の筋肉がかたくなっている
- 精神的なストレスを感じている
- 姿勢が悪くなって、大きな負担をかけている
- 自律神経が乱れている
上記が、一般的に言われる肩こりの原因です。
こういった症状を放置していると、さらに肩こりがひどくなってしまいます。
一度肩こりによる痛みや辛さを感じると、敏感に反応してしまうもの。
そうするとさらに肩こりが辛くなるという、悪いサイクルに入ってしまうのです。
そもそも肩、というのは、頭を下から支えて、腕を上から支える、とても負担が大きい部位。
だから肩に余計な負担がかからないように、しっかりとケアしておく必要があります。
また肩こりを放っておくと、
- 頭痛
- 腕の痛い
- めまい
- だるさ
- 手足の痺れ(エコノミー症候群)
- 腹痛
といった問題に発展することもあります。
CBDとは?
すでにCBDアイテムを持っている女性も大勢いると思いますが、いったんCBDについておさらいしておきましょう。
CBDとは、ヘンプ(麻)に含まれている「カンナビノイド」の一種です。
正確には、カンナビジオールと言います。
最近ではCBDが、女性の健康や美容にものすごく役立つということで、注目されるようになりました。
CBDには、以下のような効果が期待されています。
- 痛みをおさえる
- ストレスを解消する
- 睡眠の質を高める
- 集中力を高める
- 炎症をおさえる
- 抗酸化作用
- 肌の健康をサポートする
- エンドカンナビノイドシステムの調子を整える
- リラックス
このようにCBDには、さまざまな効果が期待されています。
昭和大学薬学部の佐藤均教授も、「CBDは炎症や不眠、慢性痒痛、自律神経を調整する」と語ります。
海外の研究でも、CBDにはこういった効果があると、少しずつ明らかになっているのです。
特にエンドカンナビノイドシステムが整えられると言うのは、とても重要なポイント。
エンドカンナビノイドシステムとは、人間に備わっている、心と体を調整する仕組みのことです。
エンドカンナビノイドシステムが乱れていると、肩こりだけではなく、頭痛や生理痛、PMSなど、さまざまな問題が起こります。
しかしCBDにより、エンドカンナビノイドシステムの調子を整え、肩こりをはじめとした悩みを解決できると期待されているのです。
関連記事:CBDは、女性の生理やPMSをラクにする?美容効果はある?
肩こりに効くCBDアイテム4選
というようにCBDなら、肩こりをグッと楽にできることが期待できます。
しかし、「どのCBDアイテムを選べばよいかわからない」という人も、多いのではないでしょうか?
つらい肩こりを解消したいなら、以下のようなアイテムがおすすめです。
①CBDロールオン:HTHINKリペア・ロールオン・パロサント
②CBDクリーム(バーム):CBDmania CBDクリーム(バーム)
関連記事:CBD「クリーム」って何? 食べるもの? 塗るもの?
③CBDオイル
関連記事:CBDオイルとは何か?秘められた効果や入手方法まで、詳しく解説します
④CBDグミ:Azalea(アザレア)のCBDグミ
関連記事:CBDグミとは一体なんなのか? 効果やメリット、入手方法を詳しく解説します
CBDで、辛い肩こりを解消できると言われている理由は?
「どうしてCBDで、辛い肩こりが解消できるんだろう?」と感じている人も多いでしょう。
先ほど、CBDによって期待できる効果を、いくつか紹介しました。
そのうち以下のようなCBDの効果は、肩こりケアにい深く関わっていると言えるでしょう。
痛みをおさえられる
CBDは、「痛みをおさえる効果がある」と、研究でわかりつつあります。
だから、肩こりの痛みをやわらげることができるわけですね。
もっと具体的な話をすると、人間の皮膚には、「カンナビノイド受容体」というものがあります。
そこのCBDが入り込むと、その場所の痛みや炎症をおさえる効果が期待できるのです。
筋肉をやわらかくする
CBDには「筋肉をやわらかくする」という効果もあります。
特に直接肌に塗ったとき、この効果がはっきりと出やすい様子です。
肩こりは、炎症のほか、筋肉がこわばりすぎて、固まっていることが原因だったりします。
するとCBDを塗ることで、肩こりを改善できると期待されるわけですね。
自律神経を整える
肩こりは、自律神経が乱れていることが原因になっているケースもあります。
特にストレスを感じていると、自律神経が乱れることも少なくありません。
すると、肩こりがひどくなってしまうことが多々あるのです。
しかしCBDによって不安やイライラがおさえられたら、肩こりがグッと楽になることもあるでしょう。
緊張をほぐす
肩こりの原因として、「体が緊張している」というものもあります。
しばらく緊張したあとで、体のあちこちが痛いと感じたことはないでしょうか?
これがひどいと、頭痛や腕痛につながることもあります。
しかしCBDには、リラックス効果があります。
つまりリラックス効果で緊張を解きほぐし、肩こりを改善できる可能性があるのです。
エンドカンナビノイドを調整する
先ほども触れましたが、CBDがエンドカンナビノイドを調整するのは、とても重要なポイントです。
エンドカンナビノイドは、心と体、痛みの感覚や免疫などをつかさどっています。
カンナビノイドが足りなくなると、エンドカンナビノイドはうまく機能しません。
すると、肩こりが痛くなったり、他にもいろいろな辛さが出てくるわけですね。
しかしCBDというカンナビノイドを摂ることで、肩こり含めて心や体の不調が、改善できる可能性があるわけですね。
CBDは肩こりをおさえる以外にも、さまざまな効果が期待できる!
肩こりが辛いとき、CBDの使い方
肩こりが辛いとき、CBDを使うのがおすすめなのは、理解してもらえたと思います。
しかし、「どうやって使えばよいのかわからない」という人も多いでしょう。
肩こりが辛いときは、
- 肩に塗る
- 舐める
- 飲み物に混ぜる
- 舌の下に垂らす
という方法があります。
肩に塗る
肩こりのつらさを感じるなら、やはりCBDを肩に塗るのがおすすめです。
つまりCBDロールオン、CBDクリームをゲットしている場合の使い方ですね。
これなら、直接肩に働きかけられます。
皮膚には「カンナビノイド受容体」というものがあり、グングンとCBDを吸収してくれるはずです。
CBDオイルなら舐める・垂らす・混ぜる
CBDオイルを使っている場合、肩こりを改善するうえで、
- そのまま舐める
- 舌の下に垂らす
- 冷たい飲み物に混ぜる
という方法が考えられます。
CBDオイルの場合、そのまま舐めるだけでOK。
ただ、できれば「舌の下に垂らす」のがよいでしょう。
舌の下には、胃とは別に栄養を吸収する器官があります。
ここにCBDを垂らすと、より効き目が得やすいのです。
肩こりを改善するうえでも、よりよい影響が期待できます。
また、CBDオイルを冷たい飲み物に混ぜるという方法もあるでしょう。
CBDオイルには独特な匂いがあるのですが、これなら気になりません。
ただし熱い飲み物に入れると、CBDが変化したり、壊れたりします。
すると、肩こりに対する効き目も悪くなるわけです。
自分に合った方法で、CBDを使い、肩こりを改善していきましょう。
まとめ
女性にとって、たいへんやっかいな存在の「肩こり」。
特にテレワークなどで運動する機会が減って、余計にひどい肩こりを感じている人も多いでしょう。
「しょせん肩こり」と、甘く見るのは禁物です。
気がつくと眠れないほどの痛みに発展することもあります。
そんなときは、ぜひ一度CBDを試してみてください。
CBDは肩こりを改善する効果が期待されており、今までよりもずっとラクになる可能性があります。
また、CBDは肩こりだけを治すものではありません。
リラックスや生理痛の緩和、不安の低減など、さまざまな効果があると、少しずつ研究で明らかになっています。
CBDアイテムには高いものもありますが、別に高いものを買わなければいけないこともありません。
ただ安いものでも、1本かひとつは持っておくと、すごく頼りになるでしょう。
関連記事:CBDは、女性の生理やPMSをラクにする?美容効果はある?
参考文献:
Frontiers in Veterinary Science