- 「大麻を吸ったら筋トレにはどんな効果があるのだろう?」
- 「マリファナを吸ってトレーニングしたらバキバキになれるって、本当?」
- 「いやいや、あんなにチルしたら筋トレにならなくない?」
上記のように考えている人は多いでしょう。
結論から言えば大麻と筋トレを組み合わせれば、効率的に筋肉を育てられます。
さすがに「吸っただけでバキバキ!」とか、夢のようなことは起こりませんが、楽しく効率的に筋トレに取り組めるようになるでしょう。
一方で変なタイミングで大麻を吸うと、むしろまともに筋トレできなくなるため、多少使い方は工夫しなければいけません。そこで本記事では以下を解説します。
- 筋トレ開始前に大麻を吸うと得られる効果
- 筋トレ終了後に大麻を吸うと得られる効果
- 筋トレを向上させる目的で大麻を使ううえでの注意点
筋肉増強に取り組む人はぜひご参考にしてください。
<本記事を読む前にしてほしいこと>
大麻には、大きく分けて2種類あります。
サティバ→ハイになったり、楽しくなったりするタイプ
インディカ→リラックスしたり、不安を軽減したりするタイプ
そして筋トレ前にはサティバを、筋トレ後にはインディカを使うのが鉄則です!
この点を理解したうえで本記事をお読みください!
大麻が筋トレに及ぼす効果4点
筋トレを始める前にサティバ大麻を摂取したら、以下のような効果が期待できます。
- 集中力を高められる
- 鎮痛効果が期待できる
- 免疫機能を調整できる
- モチベーションが高められる
大麻を吸っただけで筋肉が育つわけではありません。しかし筋トレ前に吸っておけば、その日のワークアウトはきわめて充実したものとなるでしょう。
それぞれ詳しく解説するので、ご参考にしてください。
集中力を高められる
大麻を摂取すれば、筋トレに対する集中力を高められます。これはトレーニングに取り組む人にはとても重要なポイントだといえるでしょう。
大麻を摂取すれば、CBDによってドーパミンレベルが調整されます。これにより筋トレに対する集中力を高めることが可能。
たとえば好きなゲームをやっているときは、時間を忘れて没頭できるでしょう。筋トレしているときでも、それに近い精神状態に入れるかもしれません。
筋トレしているときは、その辛さから気が散りがちです。中にはジムの休憩スペースで、ダラダラと過ごしてしまう人もいるでしょう。
筆者も少し疲れると、休憩と称してトレーニングメニューから逃げてしまうことが多々あります。しかし大麻を吸えば、辛さから逃げずに集中できるはず。
そして筋トレといえば、フォームを保ったり、回数をカウントしたり、意外と頭脳労働的な側面があります。これも集中力を高めることで、高度にこなせるようになるでしょう。
なお「CBDを摂取すると集中力が高まる」という点は、海外のCBDメディア「HEMPPEDIA」でも言及されています。誰もが絶対に、というわけではないですが、効果はかなり期待できるでしょう。
関連記事:【全集中】CBDを摂取すると、集中力は高まるのか?
鎮痛効果が期待できる
鎮痛効果が期待できるのもポイントです。これは大麻に含まれているCBDとTHCによるもの。
筋トレをしていると、かならず鍛えている部分が痛くなります。トレーニングとは要するに「筋肉繊維を痛めつけて破壊する」という作業にしかすぎません。痛くなって当然です。
しかし大麻に含まれているCBDとTHCが痛みをおさえ、ある程度筋トレの苦痛を軽減してくれます。より重い、より多くのトレーニングにチャレンジできるようになるでしょう。
ちなみにCBDに鎮痛効果がある点は、武内製薬株式会社なども指摘しています。
痛み止めとしての大麻はかなり安全性が高い
ちなみに大麻で痛みをおさえるのは、一般的な痛み止めと比較してもかなり健康的です。
たとえば市販されている塗り薬や湿布には、ロキソプロフェンやイブプロフェンといった成分が含まれています。ロキソニンやイブクイックといった飲み薬にも使われているものです。
しかしこれを長期化つ頻繁に使っていると、食欲不振や嘔吐、肝臓障害や感覚異常などの副作用が懸念されます。使ったことがあるならわかるでしょうが、あれほど強烈な効き目の裏側には当然ながら大きな代償があるわけです。
またオピオイドという鎮静剤があり、これは米国のメジャーリーグやアメフトリーグで多くの選手が使用していました。しかし現在ではオピオイドの副作用を懸念して、少しずつ大麻成分CBDによる鎮痛処置へと切り替わりつつあります。
つまり海外では、既存の痛み止めよりも、大麻成分のほうが安全性が高いと考え始めているわけです。海外アスリートやチームマネージャの考えを踏襲するなら、大麻は痛み止めとしたかなり安全性が高いと予測できます。
参考文献:ForbesJapan-米スポーツ界に広がる「勝つために必要な大麻」容認の姿勢
免疫機能を調整できる
大麻を摂取することで、免疫機能を整えられるのもポイント。
高負荷、あるいは長時間のトレーニングでは、身体的な負担により免疫システムがうまく機能しなくなります。
筋トレをした次の日、体が動かなかったことはないでしょうか?それは単純に体が疲れているからでもありますが、免疫機能が一時的に低下したことにも由来します。
しかし大麻を摂取すれば、いわゆるエンドカンナビノイドシステムの調子を整え、免疫機能を整えられる期待があります。この点は「誰にとっても重大! カンナビノイド欠乏症とは?」で詳しく解説しているので、ぜひご参考にしてください。
モチベーションが高められる
モチベーションを高められるのは、大麻ならではのメリット。
サティバ種の大麻はハイになったり、幸せな気分を感じさせたりする効果を持っています(インディカ種は真逆なので注意)。
つまり筋トレ前に大麻を吸っておけば、より高いモチベーションでトレーニングメニューに打ち込めるようになるでしょう。
筋トレといえば、多少面倒臭くてゆううつ、そして苦しい場面が訪れるものです。しかし大麻による後押しを受ければ、勇気を持って、楽しく鍛えられるようになるでしょう。
日本ならCBDアイテムを使えばOK
ここまで筋トレ開始前の大麻について解説しましたが、残念ながら日本には大麻取締法があり、この方法は使えません。
しかし近年ではCBDが登場し、大麻の代替えとして活用できるようになりました。
CBD(カンナビジオール)は、大麻に含まれている成分の一種。マリファナを吸ったときの効果の大部分はこのCBDの作用によるもの。具体的に以下のような効果をもたらします。
- 痛みをやわらげる
- 不安を軽減する
- 集中力を高める
- 食欲を増進する
- エンドカンナビノイドシステムのはたらきを助ける
要するに筋トレ前、筋トレ中にほしい効果は、ほとんどCBDを摂取することで得られます。わざわざリスクを冒して大麻を吸う必要はありません。
CBDを手軽に摂取したいなら、以下のようなアイテムがおすすめ。
<CBDグミ>
<CBDクリーム>
<CBDオイル>
これらのアイテムを使えば、大麻なんて吸わなくとも筋トレに欠かせない成分をたっぷりと摂取できます。それほど高いわけでもないので、まずは一つ試してみるのがよいでしょう。
筋トレ後に使った場合の効果
筋トレ後に大麻を使った場合、以下のような効果が期待できます。
終わったあとで吸うのは、先ほども触れたとおり「インディカ種」です。間違えないように注意しましょう。
- リラックス効果で体を休められる
- マンチに入って栄養分を摂取
- 深い睡眠が期待できる
- 心地よい気分になれる
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
リラックス効果で体を休められる
筋トレ後に大麻を吸えば、リラックス効果で体を休められるでしょう。
筋トレに取り組んだあとは、当然ながら体は疲れ果てています。
筋繊維はボロボロになって乳酸まみれ。軽い炎症も起こっていて、内臓も疲弊しています。また厳しいトレーニングによってメンタルにも疲労がみられるでしょう。
もちろん良質な休息が必要ですが、ここで役に立つのが大麻。
大麻に含まれているCBDが落ち着きやリラックスの要因となるセロトニンやオキシトシンの分泌を助けます。そうすることで心身ともにしっかりと休めることが可能。
そうすれば筋トレ直後もある程度動けたり、仕事にも疲れがすっきりと解消された状態で取り組めたりするでしょう。
ちなみに筋トレしたあとで筋肉を効率的に増強するには、じゅうぶんな休息が必要だと言われています。しかしトレーニング内容を工夫しても、休み方まで正しく理解している人はほとんどいないでしょう。
むずかしい「休み方」の問題も、大麻が解決してくれます。
参考文献:AASJ-オキシトシンとマリファナ
食欲が増して栄養分を摂取しやすくなる
食欲増進によって栄養分を摂取しやすくなるのもポイント。
筋肥大を目指すうえで、栄養摂取はトレーニングのクオリティ同様に重要です。適切な量の炭水化物、そして十分なタンパク質を摂取しなければいけません。
しかし筋トレの疲労から食欲が湧かず、栄養素が不足して筋肉がむしろ縮小、あるいは体調を崩すことも珍しくありません。
大麻を吸えばマンチと呼ばれる食欲増進作用を得られます。これは強い食欲と、「食べ物が美味しい」という感覚を強めるものです。
マンチの効果を得られれば、美味しく栄養素を摂取できるようになるでしょう。
ただし食欲が赴くままにジャンクフードやお菓子ばかりを食べないように注意してください。必要以上の脂質はボディメイクの点滴です。
深い睡眠が期待できる
大麻を摂取すれば深い睡眠が期待できます。これが重要な理由は、良質な眠りが筋肉の成長を促し、疲労を回復するからです。
筋肉を大きくするには、トレーニングと栄養素、そして成長ホルモンの分泌が必要。そしてこれがもっとも多く分泌されるのは睡眠中です。つまり眠りの質が、筋肉の成長を左右します。
また説明するまでもありませんが、良質な睡眠は筋トレによる疲労をすみやかに取り去ります。つまり大麻を使えばよりハイペースで筋トレに取り組めるようになるでしょう。
ちなみに大麻合法地域である米国コロラド・ネブラスカ・ワイオミング州でおこなわれた調査では、47.2%の使用者が睡眠の改善を目的として大麻を吸っています。
こういったデータを見ても、大麻が睡眠に対して大きな効果をもたらすと考えられるでしょう。
参考文献:ForbesJapan大麻の主な使用目的は「睡眠促進」、米一部地域で意外な調査結果
心地よい気分になれる
大麻によって心地よい気分になれるのも大きなポイントです。
筋トレが終わったあと、身体中あちこち痛いものの、心地よい疲労感を感じるでしょう。そこに大麻によるチル体験が重なれば、非常に心地よい気分になれます。
これは大麻がなければ得られない感覚です。貴重な体験になるので、ぜひ感じてみましょう。
また「また、あの心地よさを味わいたい」と感じ、筋トレに対するモチベーションも高められるかもしれません。
筋トレをしているならぜひ大麻を組み合わせて、チルタイムを楽しみましょう。
CBDアイテムで筋トレ後のボディケアを
もし日本にいて大麻を使えないなら、CBDアイテムでのボディケアがおすすめです。
残念ながら日本では大麻取締法があるので、筋トレとは組み合わせられません。
しかし大麻の主要な効果の元となるCBDなら、日本国内でも利用できます。CBDがあれば、リラックスや安眠、不安の低減や鎮痛などの効果を体感することが可能。
これなら、筋トレ後の心身の疲れをすみやかにケアできます。
具体的には以下のようなアイテムで、筋トレ後のボディケアを進めましょう。
<CBDオイル>
<CBDクリーム>
大麻が筋トレを邪魔するかもしれない
大麻は、上手に使えば筋トレのクオリティをグッと高められます。
この点に魅力を感じている人は多いでしょう。
ただし困るのは、うまく活用できないと以下のような現象が起きて、筋トレをむしろ邪魔してしまうこと。
大麻はCBDアイテムと違って効果を予測しづらく、「期待している効果と真逆のことが起こった」というケースも多々あります。わかりやすく言うと、大麻は「ガチャ」のようなもので、効果が安定しないのです。
以下のような現象が起こる可能性は頭に入れておきましょう。
- 酸素がやや少なくなるかもしれない
- モチベーションが落ちる
- テストステロンレベルが下がると言われている
- ダイエットの邪魔をしそう
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
酸素がやや少なくなるかもしれない
もし大麻を煙として摂取する場合、筋トレに必要な酸素が少なくなるかもしれません。要はCBDやTHCを吸った分取り入れる酸素が少なくなる、タバコの喫煙と同じ問題があります。
なぜこれを懸念する必要があるかというと、シンプルに筋肉の成長が妨げられるからです。
筋肉を成長させるには、十分なトレーニングとタンパク質やアミノ酸が必要なのは誰でも知っているでしょう。しかし酸素をたっぷりと吸い込み、筋肥大に必要な成分を筋肉組織に送り込むことも重要です。
しかし大麻を煙として吸っているなら、そのぶん血中の酸素濃度が落ち、必要な栄養が筋肉へ届きづらくなります。つまり筋トレの効果を高めるために大麻を吸うなら、マリファナはイマイチというわけです。
とはいえ大麻を摂取する方法は、ほとんどがマリファナなので、代替え手段が見つけづらいのが悩みどころ。ここは酸素濃度を落とさずに摂取できるCBDグミやCBDオイルを使えばよいでしょう。
種類を間違えるとモチベーションが落ちる
また、使う大麻の種類を間違えると、むしろ筋トレへのモチベーションが下がるので注意してください。
大麻には、テンションを上げるサティバ、チルタイムを味わえるクッシュの2種類があります。
ここで注意したいのは、筋トレ前にクッシュを使う間違い。めちゃくちゃリラックスしてしまうので、トレーニングどころではなくなってしまいます。
種類を間違えるとモチベーションが急降下するので、注意しましょう。逆に筋トレ後にサティバを使っても仕方ないので気をつけてください。
テストステロンレベルがわずかに下がると言われている
大麻を吸うことでテストステロンレベルがわずかに下がる点にも注意しましょう。テストステロンとは男性ホルモンの一種で、これは筋肉の増強ややる気の向上に関連しています。
これはFantus Richrd Jらによる米国国民栄養調査でも指摘されています。つまり大麻を吸うとテストステロンレベルを少し落とし、さらに筋トレの効果を低減させるかもしれません。
しかし筋トレをすることでテストステロンが高まるし、食事などでも増やすことは可能。つまり大麻で多少レベルが落ちても、他の要因で補完されそうです。
つまり大麻を筋トレに活用したら、多少テストステロンが少なくなるが、トータルの増減で見ればさほど問題ないでしょう。
今のところ「大麻を吸うと筋肉が減る」といった研究成果も上がってこないので、基本的に気にする必要はありません。
ダイエットの邪魔をしそう
状況によっては、ダイエットの邪魔をするかもしれません。
大麻を吸うと筋トレに積極的に取り組めすでしょう。しかし食欲を増進する「マンチ」という現象が、ダイエットに対してやっかいな存在。
これは食欲を増進し、さらには「食べ物が美味しい」と感じさせる状態です。この状態で適切に炭水化物やタンパク質を摂取できるなら、まず問題はないでしょう。
しかしマンチに入った状態で揚げ物やお菓子を食べてしまい、やみつきになるのが心配です。もしダイエットをするなら、マンチに突入しても必要な栄養成分を摂取するように心がけましょう。
大麻が筋肉や身体に対してどのように作用するか
大麻を摂取したとき、筋肉や身体に対してどのような影響を与えるのか、気になる人も多いでしょう。具体的には以下のような作用が起こります。
- 脂肪のTHC
- 緊張を緩和する
- 代謝が向上する
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
脂肪がTHCを蓄積する
大麻を摂取した場合、THCという成分が脂肪分に蓄積されます。THCはハイになったり、楽しくなったりする効果をもたらす成分です。
これによってどのような影響があるのか、「大麻成分の中枢効果:有用性と危険性」で解説されています。とはいえ書いていることが難しいのですが、要するにTHCは体の中で長く存在し続け、効果も長きにわたって発生すると指摘されています。
つまり一度大麻を吸えば、その場で一瞬効果が得られ、その後も長期的な効果を体感しうるというわけです。
関連記事:大麻におけるTHCとCBDとはいったいなんなのか? 徹底解説します
緊張を緩和する
また大麻を吸った場合、緊張が緩和される効果が期待されます。
大麻にはリラックスや不安を低減する効果があるのは先ほども触れたとおり。これらが緊張している場面でも、心の安定をもたらしてくれるでしょう。
もちろん筋トレしているだけでは、緊張感で困らされることはないはず。しかしアスリートにとっては重要な問題です。大切な場面でリラックス効果をもたらす大麻は、強い味方となるでしょう。
まとめ
本記事では大麻と筋トレの関係を解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 筋トレを始める前に大麻を吸えば、集中力が高まり、鎮痛効果も期待できる
- 免疫機能の調整も
- モチベーションもハイになる
- 筋トレ後なら、リラックス効果でより良質な休息、睡眠を
- 心地よい気分になれるのもポイント
- ただしサティバとインディカの種類区別に注意
- 日本なら大麻よりCBD
もっとも大切なのは、日本では大麻が使えないこと。
しかしCBDアイテムが現在では大量に流通しているので、特に困ることはありません。
CBDを摂取すれば、集中力が高まったり、鎮痛効果が得られたり、とにかくよいことばかりです。
ぜひCBDアイテムを筋トレに取り入れてみましょう。
関連記事:大麻・マリファナは初めて吸うときは効かない?効果がない体質もある?