最近は、CBD研究所というCBDアイテムメーカーから「リラモード」というものが登場している様子。
CBDについて興味を持っている人は、聞いたことがあるのではないでしょうか?
もしかしたら、すでに持っている人もいるかもしれません。
しかしCBD研究所のリラモードは、少なくとも評判がよいとは言えない様子です。
それどころか「詐欺」「ふざけるな」といったコメントが寄せられており、かなり厳しい状態。
本記事ではCBD研究所のリラモードに関する評判や、解約方法について詳しく解説します。
CBD研究所のリラモードとは?
(引用:CBD研究所)
まずは、CBD研究所のリラモードについて詳しく解説します。
リラモードは、簡単に言えばCBDヴェポライザーと専用のリキッドのことです。
ホームページ上では「純度99%」という触れ込みで、販売されています。
ただし純度99%というのが、CBDの含有率99%と同義かどうか、少なくともホームページ上の情報からは判断できませんでした。
さらには、
- タバコの代わりになる
- ニコチンが含まれていない
- 仕事の能率もUP
- SNSでも話題沸騰
というように宣伝されていました。
いわゆる「定期購入」のスタンスを取っており、青汁のように毎月届けられる仕組みでした。
価格は以下のとおりです。
価格 | CBD含有量 | |
リキッド単品 | 11,800円 | 1,000mg |
ヴェポライザー単品 | 3,326円 | 不明 |
しかし、これはあくまでも通常価格。
CBDヴェポライザーについては初回500円という割引がありました。
初期費用の安さが受けて、当初はそれなりに人気があった様子です。
初期費用は安いが…
しかし、これには裏があります。
リラモードのCBDヴェポライザーは、3回以上定期購入しする必要があったのです。
もちろん2回目以降は、通常価格の3,326円。
いわゆる「定期購入商法」と呼ばれるスキームですね。
定期購入商法については最近かなり問題されており、政府も特商法改正などを閣議決定しています。
さらにリラモードそのもののスペックにも、「効き目がない」「買う価値がない」と感じた人が、一定数いる様子です。
そのほか、以下のようなコメントも見受けられました。
粗悪なCBD製品を誤認を与える表記で定期契約させ、消費者センターに相談しても、解約できませんのでご注意ください。また、支払いは別会社が請求するので滞納すると法的措置を取られ、今後他通販でも与信が通らなくなる可能性があります。#CBD研究所#リラモード#RelaMode
— tarantula (@fjk255) March 1, 2021
今使われているかは不明の広告。少なくとも1ヶ月前までは使ってたと思う。先日私がネットで拾った広告だから。https://t.co/BZzudFI3hP
これで¥29000かかってしまうの分かります?#リラモード#RelaMode #CBD研究所#定期購入#詐欺#悪徳業者#リラモードミニ#RelaMode_mini
— らりどーも☠️特攻隊 (@snowy_heron2021) March 7, 2021
いつの間にかしれっと書き換えられた公式サイトのビフォア・アフター
そのココロは、左側だと合計金額記載なしで違反だから!ずっと表示に問題無いって言ってたのに〜 なんで変えた?#リラモード#RelaMode#CBD研究所#定期購入#詐欺#リラモードミニ#RelaMode_mini pic.twitter.com/6iSAS57s7U— らりどーも☠️特攻隊 (@snowy_heron2021) March 3, 2021
その他ツイート群も含め、指摘される問題点を要約すると、
- 定期縛りがないとHPで明言しているのに、解約できないのはおかしい
- どう言う計算からわからないが、なぜ解約するには29,000円かかるのはおかしい(CBDヴェポライザー1本×3ヶ月なら、6,972円になるはず)
- 成分表がない、問い合わせても成分を公開しないのはなぜ?
- ホームページ上での金額表示が法に抵触している(優良誤認であるという指摘)のでは?
- 今、CBD研究所で起こっていることについて、いくつかのサイトで問題提起、議論される
というように現在、CBD研究所はかなり厳しい批判にさらされています。
挙げ句の果てには5ちゃんねるにて、被害者の会なるスレッドが立ち上げられました。
CBD研究所に関するサジェストの汚染から生まれる、大きな誤解
Googleで何かしらのワードを入力すると、関連性が高いワードがいくつか出てきます。
いわゆる「サジェスト」と呼ばれるものであり、これをチェックすることで、元となったキーワードの状況をチェックすることが可能です。
たとえば「R-指定 バトル」と入力すると「強い」がサジェストされるので、「R-指定はバトルに強いらしい」と推定できます。
そして、R-指定がバトルに強いのはおおむね事実であると言えるでしょう。
CBD研究所の場合は、以下のようなワードがサジェストされます。
- 詐欺
- 消費者センター
- 受取拒否
- 解約できない
これらの情報を見れば、少なくとも個人的には「CBD研究所には何か問題あるのでは?」と判断せざるを得ませんでした。
仮にこれらのサジェストワードが示唆する内容が事実だったとすれば、困るのはCBD研究所です。
しかし、「CBD」という単語が含まれていることから、「CBDアイテム全体」への悪影響が予測されます。
本来CBDは素晴らしい成分であり、大半のメーカーは法令遵守にしながらアイテムを製造しているわけです。
しかし、CBDについてよく知らない人は、「CBD研究所」のサジェストを見ただけ、CBDを誤解するでしょう。
CBD自体は、決して悪いものではありません。
CBD研究所のように危ないサジェストワードが出ていないメーカーのものであれば、安心して使用できます。
この件を発端として、CBDに対して誤った認知をもたないようにしてもらえればと思います。
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CBD研究所を解約するには、どうすればいいか? 今できることは?
CBD研究所は、現在「3ヶ月契約だから解約はできない」という態度を徹底して貫いている様子です。
残念ながら、今すぐ解約して返金させるような方法なないでしょう。
いっそ訴訟沙汰にでもならないと解決されないような気がします。
そして裁判になったわけでもないので、「一概にCBD研究所が悪い」とは、(弁護士でもない限り)断言できません。
今できることは、CBD研究所に対して支払いしたくないのであれば、徹底して支払いを拒否することです。
できるだけ正しいと思われる手続きを取ろう
とはいえ、「支払いの督促を無視し続ければいい」というわけでもありません。
一応、法的リスクを鑑みれば、下記のように正規の手順(だと考えられる)で対処することが必要です。
ステップは、大きく分けて4つあります。
第一に、「NP」(CBD研究所に代わって料金を回収している会社)へ、「契約していないので払わない」と伝えましょう。
NPについては、NP後払いご意見箱で事情を相談したうえで対応することをおすすめします。
続いてCBD研究所からリラモード本体が送られてきても、絶対に開封しないようしましょう。
ここでは、「受取拒否」という手段を取ります。
つまり「契約に問題があったから契約していない、商品も当然受け取らない」という態度を取るわけです。
本体が届いたら、運送会社に「受取を拒否します」と伝えましょう。
そうすることで持って帰ってくれます。
3つ目ですが、CBDからの連絡があれば、「契約が不当である」と伝えて、支払いを拒否しましょう。
間違いなく「契約は3ヶ月までなので、支払ってもらう必要」があると言われます。
ただし、「法的にこちらは間違っていない」と思っているのであれば、それを主張し続けることが重要です。
4つ目に、しかるべき公的機関へ相談しましょう。
公的機関であれば、具体的にどのように対応すべきか、きちんと指示をくれるはずです。
消費者相談センター:077-561-2353
消費者ホットライン:188
また、「国民生活センター」より、最寄りの消費者相談センターを検索することが可能です。
ただし、対処法は、あくまでも消費者トラブルにおける一般的な慣例に基づいたものです。
CBD研究所との契約が不当だと確定しているわけでもなく、またこの対処法が完全にリスクを回避できると決まっているわけではありません。
この方法を実施したからといって、確実に問題がなくなるわけではないので、注意してください。
CBD研究所以外に使いたい、おすすめCBDアイテムとは?
CBD研究所は、ベイプ、つまりは「吸うタイプ」のCBD製品です。
同じくベイプであれば、「ELeaf(イーリーフ)」のものがおすすめ。
もっとも有名なCBDヴェポライザーで、日本中で愛用されています。
スニーカーと言えばアディダスやナイキですが、ELeafは要するにそういったポジションの存在です。
温度調節機能や安全装置がついていて、非常に使いやすいのが特徴。
しかも操作がわかりやすく、すぐ使いこなせるようになるでしょう。
デザインが多種多様で、ファッション性も高まっています。
味も濃く出してくれるし、煙の量は抜群。
そしてCBDの効果を殺さず、しっかりと反映してくれます。
とりあえず初心者なら、Eleafから使い始めておけば間違いありません。
そしてCBDヴェポライザーには、CBDリキッドも必要です。
CBDリキッドについては、以下のようなものがおすすめ。
まとめ:正しい目で、CBD商品を見つめる
CBDアイテムが流行しているのは、愛好家からしてみれば歓迎すべきことです。
CBDや大麻についてオープンな筆者も、「よい時代になった」と思っています。
ただし、あまり低品質だったり、そもそも詐欺だったり、悪質なCBDアイテムが出回るようになったのも事実です。
CBD研究所がそれに該当するとまでは言いません。
しかし、過去にもCBD絡みでトラブルを起こした別な会社は存在します。
怪しい会社の商品には手を出さず、適切なメーカーから入手するのが大切だと言えるでしょう。
CBD研究所の件については、しばらく時間がかかりそうです。
今すぐには決着がつくとは考えづらいので、本記事で紹介したように適切な手段を取りつつ、事態を見守りましょう。