最近になって高い注目を集めるようになった大麻成分のCBD。
海外で健康面で高い効果があると話題になり、日本でもようやく人気が高まりつつあります。
CBDは不安やストレスをおさえたり、睡眠の質を高めるということで有名です。
そしてCBDは肌荒れケアなどの美容効果が期待できるとして、注目されています。
- CBDで肌荒れが治る?
- シミやたるみはよくなる?
- ニキビやその跡は消せる?
- CBDを使うならどのアイテムがよい?
というような疑問を持っている人も多いでしょう。
本記事はCBDによる肌荒れケアについて詳しく解説します。
<ざっくり言うと?>
CBDで肌荒れは治せる期待が持てる
にきびや湿疹にも効果がある
その根拠も研究で明らかになっている
肌荒れをケアするならクリームやオイルがおすすめ
CBDで肌荒れは治る?美容効果について詳しく解説
結論から言えば、CBDで肌荒れなどを治せる可能性があります。
なぜなら以下のような作用があるからです。
- 炎症をおさえる
- 酸化をおさえる
- 雑菌を殺菌できる
- エンドカンナビノイドシステムの調子を整える
- 痛みやかゆみをおさえる
CBDにはこれだけの効果があると、研究で少しずつ明らかになっているのです。
海外では上記の目的で、CBDが医療の現場でも使われています。
肌荒れというのは、炎症や酸化、そして雑菌などによって起こります。
それをおさえる効果があるのだから、CBDはスキンケアに使えるというわけです。
たとえば、
- シミ(酸化)
- 湿疹(炎症)
- たるみ(酸化)
- 黒ずみ(酸化)
などの肌トラブルは、CBDで治せる可能性がじゅうぶんにあります。
エンドカンナビノイドシステムについても説明しておきましょう。
これは人間に備わっている体やこころの調子を整えるための機能です。
肌の調子は、エンドカンナビノイドシステムが正しくはたらいていなければ悪くなってしまいます。
しかしCBDを摂取することで機能が調整され、肌の調子も上向くと言えるのです。
またエンドカンナビノイドが整えられることで、生理痛やPMSがラクになったりもします。
特に女性にとってはたいへん重要なポイントだと言えるでしょう。
参考文献:PubMed
CBDで肌を強くして刺激から守る
CBDに期待されているのは、肌荒れをおさえる効果だけではありません。
肌を強くして、外的刺激から守る効き目もあると考えられています。
たとえばCBDクリームを塗ると、皮膚と空気の間にバリアが張られるわけです。
すると汚れや紫外線がある程度カットされ、肌には届きにくくなります。
さらにバリアの内側での水分蒸発がおさえられ、よりしっとりとした肌感を守れるわけです。
またCBDには痛みやかゆみをおさえる効果もあります。
湿疹や肌荒れによって、痛みを感じている人も多いでしょう。
それもCBDによって解決できる見込みがあります。
参考文献:PubMed
CBDなら肌荒れと同時にニキビもケアできる
CBDは肌荒れのかニキビにも効果があると期待されます。
そもそもニキビとは、皮脂の過剰分泌や乾燥によって引き起こされるものです。
そうするとアクネ菌が繁殖して、ニキビができてしまうというわけですね。
しかしCBDを使えば炎症を抑える効果がはたらき、さらに皮脂の異常な分泌も抑えられます。
そうすることでニキビができづらい環境を保てるわけですね。
そして抗菌作用でアクネ菌を殺菌する効果も期待できます。
あくまでも研究段階ではありますが、CBDならニキビケアも実現できそうです。
ニキビに悩んでいる人はぜひ一度試してみましょう。
参考文献:日本化粧品協会ー大麻に含まれる成分「CBD」とは?
CBDはあらゆる傷跡を癒してくれる
肌荒れの原因としては、ニキビや湿疹、あるいはシミの痕も挙げられます。
いずれも過去の肌トラブルが治癒したあとですが、その後も長らく残り続けて、スキンケアにおける悩みとなることも。
しかしCBDを使えば、あらゆる傷跡が治る効果も期待できます。
CBDは抗炎症作用のほか、「酸化を防ぐ」という効き目も持っているのです。
肌における傷跡は、たいてい「酸素と皮膚が結びつく」という理由で起こります。
それは最終的に肌荒れやシミ、あるいはたるみなどにつながっていくわけですね。
しかしCBDによって酸化をおさえられれば、やっかいな傷が治るかもしれません。
加齢による肌トラブルを感じているなら、ぜひCBDを使ってみましょう。
特にシミやたるみは、年齢を重ねれば誰しもが直面する問題です。
アンチエイジングとまでは言いませんが、CBDによってケアすることで、より若々しい自分でいられるでしょう。
肌荒れやニキビなどのスキンケアに役立つCBDアイテム
肌荒れやニキビで悩んでいるなら、以下のようなアイテムがおすすめ。
- しっかりと肌に塗り込むCBDクリーム
- 飲むだけでカンタンなCBDオイル
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
CBDクリームで肌荒れやニキビをケアしよう
CBDで肌荒れを直すならCBDクリームがおすすめです。
これは名前のとおり、肌に直接塗るタイプ。
保湿クリームのような感覚で使えます。
肌荒れが起こっている場所に塗り込むことで、カンタンにスキンケアできます。
もちろんニキビやたるみ、シミなど、あらゆる肌トラブルにも効き目が期待できるでしょう。
また肌にうるおいをもたらし、バリアを張るという化粧品としての効果も持ち合わせています。
CBDクリームなら、以下のものがおすすめです。
一番のおすすめはCBDfxのクリーミングバウム。
アロマの香りと植物性オイルで仕上げられた、きわめて一般的な化粧品に近いCBDクリームです。
保湿力が高く、粘性も高いので、かなり使いやすいでしょう。
またリラックス効果や安眠効果についても期待できます。
1つあたり3,890円と、かなり安いのもポイントです。
もっと安いもの であれば、CBDモイスチャーバウムのかなりおすすめです。
日本国内で生産されたCBDクリームで、品質や安全性には信頼が持てます。
シアバターとモイスチャーアーモンドオイルをたっぷりと使用しており、実に肌荒れには効果的なCBDクリームです。
価格は2,980円とかなり安いので、誰でも無理なく購入できるでしょう。
関連記事:CBD「クリーム」って何? 食べるもの? 塗るもの?
CBDオイルでカンタンにスキンケアしよう
肌荒れケアならCBDオイルを使うのもよいでしょう。
CBDオイルは、飲むタイプのアイテムです。
1日ほんの数滴飲むだけで、カンタンにCBDを摂取できます。
これは特にエンドカンナビノイドシステムの働きをサポートする上で役立つでしょう。
なぜならCBDオイルがなら血管を通して体内へと吸収されるからです。
そうするとエンドカンナビノイドシステムにもより効率的に働きかけることができます。
とても便利なので一本は持っておくと良いでしょう。
ただしCBDクリームほどダイレクトに患部へ効き目を発揮するわけではりません。
つまりCBDオイル使い分けて、じょうずに役割分担することが大切です。
CBDリキッドは煙が出るのでおすすめできない
肌荒れを解決するにはさまざまなCBDアイテムが役立ちます。
しかし基本的にはクリームかオイルのどちらかがおすすめです。
リキッドを使う方法もありますが、これはいわゆる「電子タバコ」の容量でCBDを楽しむもの。
どうしてもタバコやマリファナのように使いたいならアリですが、肌荒れを解決するという目的にはあまり向いていません。
ただし喫煙者、あるいは禁煙したい人にはかなりおすすめできるアイテムです。
関連記事:【2022年10月最新】CBDリキッドのおすすめランキング 初心者向け
CBDで肌荒れをケアしよう!正しい飲み方と使い方
CBDで肌荒れをケアするなら、正しい飲み方と使い方をするのがおすすめです。
- 肌に塗り込む
- 口から普通に飲む
- 煙として吸い込む
- 舌の下に垂らす
いくらCBDが肌荒れケアに効果的でも、飲み方や使い方を間違えていては意味がありません。
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
肌に塗り込む
CBDで肌荒れをケアするなら、まずはクリームを肌に塗り込むという方法があります。
ニキビや肌荒れなどが気になる場所にクリームを塗り込んでいきましょう。
これは普段の保湿クリームや軟膏を塗るような感覚で問題ありません。
口から普通に飲む
CBDオイルを使う場合は口から普通に飲むのがよいでしょう。
このとき注意したいのは、1日の摂取量をきちんと守ること。
わかりやすく言えば「パッケージで指示されているとおりに飲む」、ということです。
CBDはたくさん飲めば肌荒れがより改善する、という性質のものではありません。
たくさん飲むと効果が正しくでないばかりか、コストパフォーマンスも悪くなってしまいます。
焦る気持ちを抑えて1日の正しい摂取量を守りましょう。
CBDオイルで肌荒れを治すのであれば、料理や飲み物に混ぜる、という方法もあります。
ただしCBDは熱されると変質してしまうので、入れるならコールドドリンクなどにしておきましょう。
舌の下に垂らす
CBDオイルを使う場合は、舌の下に垂らすという方法も考えられるでしょう。
なぜならシンプルによりたくさんのCBDを摂取できるからです。
舌の下には、栄養を効率的に摂取できる吸収機関が存在します。
ここにCBDを直接垂らすことでより、より多くのCBDを摂取することが可能です。
CBDによるスキンケアに関するQandA
本記事ではCBDと肌荒れの関係について詳しく解説しました。
最後に、CBDでのスキンケアに関する疑問をQandAの形式で解説します。
CBDクリームはどこに塗ればよい?
CBDクリームは、まず肌荒れが起こっている場所に塗るのがよいでしょう。
ニキビや湿疹が出ているところはピンポイントでケアしておきたいところです。
そして、顔や手肌全体に馴染ませるのがよいでしょう。
つまり普通の保湿クリームなどと、同じような使い方をするわけですね。
ただ、デリケートゾーンなどに塗る際は、慎重に。
あまりにも敏感な部分に塗ると、CBDが肌を荒らしてしまう可能性があります。
痛み止めにはCBD?
CBDは痛み止めに使える、という話を聞いたことがある人もいるでしょう。
たしかに、「痛みをおさえる効果がある」という研究結果も出ています。
実際にはCBDは、海外では鎮痛剤として使われているので、ウソではないでしょう。
そして肌荒れに由来する痛み(かゆみ)をおさえる効果も期待できそうです。
ただし、鎮痛剤ほどはっきりとした効果は期待できません。
効き目があるのは肌の痛みやかゆみまでで、たとえば頭痛などをおさえるわけではない点に注意してください。
CBDは副作用がある?
結論から言うと、CBDによる副作用はまず考えられません。
なぜなら、「副作用はほとんど起こらない」という研究が数多くあるからです。
よほど偏った量のCBDを摂取しない限りは問題ないでしょう。
また、CBDで副作用があったとしても、以下のレベルにとどまります。
- 少し眠くなる
- やや倦怠感を感じる
少なくとも本物の大麻のように、ハイになったり気持ち悪くなったり、ということはありません。
関連記事:CBDの吸いすぎると中毒や依存症になる?どれくらいまで吸っていい?
まとめ:CBDで肌荒れケアにチャレンジしよう!
CBDは、肌荒れに対して高い効果を示すと考えられます。
もちろんすべての化粧品がそうであるように、「絶対にスキンケアに効く!」とまでは言いません。
しかしCBDには、以下のような効果があります。
- 湿疹などの「炎症」をおさえる
- シミやたるみなどの「酸化」をおさえる
- ニキビなどの「雑菌の繁殖」をおさえる
- カンナビノイドシステムの調子を整えるetc…
これだけの効果があって、肌荒れには何の効果もないと考えるのは少し不自然だと言えます。
使ったそばから急にキレイになれるわけではありませんが、少なくともCBDが入っていない化粧品やサプリと比較すれば、効果のほどは期待できるでしょう。
関連記事:CBDは、女性の生理やPMSをラクにする?美容効果はある?
<参考文献>