大麻を吸っているときは、とにかく何の音楽を聞くかが重要です。フィットする曲ならよりよくなれるし、そうでなければいまひとつ気持ち良くなれない、という問題が起こります。
そこで本記事では筆者の経験も踏まえて、大麻でブリブリになっているときのおすすめ邦楽を解説します。
大麻を吸っているときにパキれる邦楽一覧
BUDS MONTAGE/舐達麻
ブリブリになった状態で聞きたい曲と言えば、やはり舐達麻。
なかでも「BUDS MONTAGE」はヘッズにもおなじみのナンバーです。
落ち着いたビートと、淡々と(むずかしい言葉で言うと叙述的に)語られるリリックが、なんとも切ない気分にさせてくれます。
インディカ系のガンジャでゆっくりしたいときには、最高の体験をもたらしてくれるでしょう。
ダウナーな気分になった、ガッツリと干渉にひたるのもおすすめです。
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俺らは大麻精神病/KATO JACKSON
めちゃくちゃマイナーな、ガンジャを吸うためのだけのために作られたような曲です。
割と言っていることは正論で、「日本政府が大麻を吸うと大麻精神病と主張するが、なぜカナダ人・米国人はそうならない?日本人にしかならない病気なのか?」ということ。日本政府のふざけた大麻に対する認識を痛烈にディスっています。
ビートはサイケデリック寄りで、トリップしたいときには最高の音楽です。
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みどり/CHEHON
めちゃくちゃ定番ですが、CHEHONのみどりはやっぱりおすすめです。これを聞かずして大麻を語れません。
「愛した女の名前は”みどり”」というのは、もちろん大麻のことを指しています。
当時のCHEHONは現在よりもクリーンボイスよりが目立っていて、チルいのが特徴です。
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PUKA PUKA PAHH/ASA Girls
日本初の大麻アイドルを名乗るASA Girls。全員普通にかわいいのにガッツリとジョイントを回しています。
ビートもけっこうカッコよくて、音楽的にもかなり完成度が高くなっています。おそらく大麻を吸いながら聞くことを想定しているでしょう。
「かわいい顔してあの子吸うもんだね」と、あみんの「待つわ」からサンプリングしてくるセンスも魅力的。
THUNDER/Legalize It feat.ジャパニーズマゲニーズ
Legalizeと、ご存じ孫GONG要するジャパニーズマゲニーズの楽曲です。全員ガツガツ大麻回してて最高。
そしてキャンプをしながらマリファナをキメてるのは本当に楽しそうですね。歌詞もトリップを後押ししてくれるオーソドックスなないようになっています。
また意外と「大麻を禁止している日本政府はクソだ」と批判していて、個人的には「ああ、もうそのとおりです」としか言いようがありません。
さっさとしょうもない建前は捨てて、大麻を吸えるような世の中にしてほしいですね。
もしキャンプに行きながらガンジャを回す機会があるなれば、ぜひ一度聞いてみてください。
もしキャンプに行っていなくても、PVを見ながらなら、自然と恵みとガンジャの効果をたっぷりと楽しめるはずです。
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I’m a ¥ Plant/MC漢
10年前にリリースされたMC漢の楽曲です。
かなりチルくかっこいいビートの上に、大麻に対する考え方を詰め込んだ楽曲です。
漢さん独特の頭韻が聴き心地よく、とても完成度の高い一曲。ガンジャを吸いながらスピーカーから流す楽曲としては最高だといえるでしょう。
ANGELA(feet.舐達麻)by ANARCHY & BADSAIKUSH
ANARCHYと舐達麻の夢のフューチャリング。そして平気で大麻を吸っているこの様子が最高です。そして次々に出てくるブランド品の数々。
これこそヒップホップ!と感じさせる一曲です。
最初はデルタとG-PLANTSのバースでスタート。そこから声量でかめ、そして早口気味で入ってくるANARCHYのバースがバチクソにかっこいい。
全員のバースの完成度が高く、表現もリリカルで、ビートもしっとりとしています。そしてヴィトンのバッグを燃やしたりなんだり、斬新な表現技法も面白いところです。
個人的にはこの曲は大好きです。
REAL STONER feat.PERSIA&VIGORMAN/ジャパニーズマゲニーズ
大麻用の曲については最高の信頼を獲得しているジャパニーズマゲニーズ。
クソ太いジョイントを仲間内で回しながら楽しんで、咳き込んでいる姿をたっぷりと楽しめるPCです。
「もうこれさえあれば、他に何もいらないじゃん!」という気分になれます。
ピースフルで、若干レゲの要素が入ったビートと、やさしくささやくhookが最高にチルです。
また、たくさんのボングが登場するのも面白いところ。いろんな形で大麻を楽しめるのだと、気付かされるでしょう。
ABCDTHC.featかしわ/Red Eye
まさかの「きらきら星よ」のサンプリングから入ってくる衝撃的なナンバー。こういう子供向けの曲とガンジャを絡めるのはクソカッコいいですね。
大麻向けナンバーとしては珍しく、アップテンポなのが特徴。ついつい踊りたくなるようなサウンドに仕上がっています。
さらに最後には井上陽水の「夢の中」へをサンプリングしてフィニッシュしています。
フューチャリングでやってきたかしわのフロウも最高です。
⚪︎×△高等学校/ARARE
ジャパニーズレゲエとして根強い人気を誇るARAREの楽曲。ボブマーリーのつむいできたサウンドを正当に継承したようなサウンドが大麻に向いています。
歌詞もわかりやすく、声質もレゲエらしく素晴らしい仕上がりです。
基本的にARAREの楽曲でハズレはありません。レゲエを知っている人なら誰でもガッツリと楽しめるでしょう。ぜひとも時間をとって、大麻を吸いながら聞いてほしいところです。
775/よってらっしゃい
またヤバいのをディグってしまった…
775という女性レゲエシンガーによる楽曲です。
岸和田弁で男前にセルフボースティングラップをカマし続ける最高にカッコいいリリック。もちろんマリファナもしっかりと決めています。
シンプルにレゲエ・ラップが上手で、聴き心地はこれ以上なく最高です。
和装姿で出てきたり、ガイシャを乗り回したりするPVも最高。
単にチルする、というよりも、前向きになれるような曲調です。ゆっくりするよりテンションを上げていきたいときに聞くのがよいでしょう。
MY DREAM[STEP UP RIDDIM]/HISATOMI
ジャパニーズレゲエではかなり有名なHISATOMIの楽曲です。
ガナリではなくクリーントーンで一貫したさわやかな声質が魅力的。そしてわかりやすく、青臭いとすら言えるほど真っ直ぐなリリックにも勇気がもらえます。
本人の生活感を感じられるPVも、なんとなく心が休まります。
大麻を吸うために作られた曲ではありませんが、大麻と共に聞いたのなら、人生に対して必要な大きな勇気を得られるでしょう。
“LIVIN” ON THE EDGE”/RAZORS EDGE
ここからHIP-HOPや定番の曲を離れて、サイケデリック・パンクな方向で紹介します。ひとつめはRAZORS EDGE。
Hi-STANDARDの横山健が率いるPIZZA OF DEATHというレーベルがあります。RAZOR EDGEはそこから旅立って、現在独自レーベルを立ち上げるまでに至るメロコアバンドです。
大衆ウケだとかそういった要素をいっさい考えておらず、とにかくメロコアメロコアしているのがポイント。歌詞の意味がわからなくても、ジョイントがあればとにかくポジティブなテンションになれるでしょう。
メロコア全般に言えることですが、基本的に一曲が短いので、アルバムごと聞くのをおすすめですます。
Final Destination/coldrain
筆者がキメながら決めていて良かった…ではなく「良さそうだな」と思ったのはColdraiというメタルコアバンドのFinal Destinationという楽曲。12年くらいにめちゃくちゃ流行りました。
めちゃくちゃわかりやすいメロディと格好良さが魅力で、大麻を吸っているときは確実いい感じになります。PVもガッツリかましているのでそちらを見ながら楽しむのもあり。
Mirror/CROSSFAITH
CORSSFAITHは、日本でもっとも成功したメタルコアバンドだと言われています。これも2010年前後はめちゃくちゃ流行りました。
めちゃくちゃ重たいギターフレーズとシンセイザーの音、そしてデスボイスがかっこいい曲です。HIP-HOPとはまた違うイルな感覚を味わえるでしょう。
ただCROSSFAITHに関してはマリファナというよりもLSD・MDMAなどサイケ寄りではあります。脱法ハーブもアリ。このへんはだいたい彼らの発言や容姿を聞いてればわかるでしょう。
SiM/KiLLiNG ME
SiMは日本で最も成功したミクスチャーバンドのひとつ。そしてその代表曲がKiLLiNG MEです。
歌詞を聞く限りラブソングっぽく聞こえますが、よくよく考えてみると「大麻に対して愛と感謝を伝えている」ということに気づくはずです。
というような細かい話はさておき、KiLLiNG ME自体がとても格好よい楽曲。ゴリゴリの重低音にイカしてるデスボイス。大麻を吸いながら聞けば確実にアガれます。
Amy/SiM
これもSiMの楽曲です。裏打ちのギターと、ボーカルのMAHのシャウトが魅力的な仕上がり。
とにかく曲の持っているメッセージが魅力的で、「ゴミカスみたいな環境をブチ抜いて、自由にブチかましてやろうぜ。それが復讐でも、他人を傷つけることでもかまわない」という具合です。
ちなみにサビの部分を簡単に和訳すると「彼女はこの世界(ガンジャ)に火を放つ、あと45口径ピストルでアイツのどたまをぶち抜く」と言っています。
大麻でハイになっているときにはピッタリの意味合いではないでしょうか?
PVも面白いのでよく見てください。サイコパス野郎から虐待されている女の子が、その環境からどうやって抜け出すかがドラマチックに描かれています。
I HATE U(It’s not a Play on Word)/SiM
まだSiMの紹介が続きます。タイトルを和訳すると、「お前死ね、いやガチで」という意味になります。
サビの部分で、ひたすらFxxK YOU!!と連呼する、気持ちいいほど怒りがこもった楽曲です。マジでクソみたいな出来事があった日に、ジョイントと共にこの曲を聞けば、全部解決するでしょう。
ちなみにこの楽曲が収録されているのは、SEED OF HOPE(希望の種)というアルバムですが、おそらく大麻種のことを指しています。
SiMはHIPHOP以上に大麻への愛に満ちているバンドなので、ぜひ深く聞いてみてください。
劇場支配人のテーマ/THE PINBALLS
THE PINBALLSは日本のロックバンド。昔、ミッシェルガンエレファントという伝説的なバンドがいましたが、その後継者と言えるバンドです。
劇場支配人のテーマは彼らの代表曲で、バチバチにかっこいい曲。
設定がしっかりと練られており、要するにさびれた劇場の支配人が、借金で首が回らなくなり、借金取りを恐れているという歌です。
聞けば聞くほど支配人の状況が思わしくないことがわかります。そうして最後に「できるなら神よお恵みを、それも金貨の恵みを!」と懇願。
こういったネガティブで現実的に絶望的な世界観を、バチバチのロックで鳴らしているのが劇場支配人のテーマです。ガンジャを決めながら吸うと、「もうすぐ人生が終わってしまう感」と「クソかっこいいロック」をダブルで強く感じ、経験したことない感動を味わえます。
ナイトフィッシングイズグッド/サカナクション
大麻の話になると名前が上がりがちなサカナクション。狙ってやっているのかどうかは微妙なラインですが、マリファナ吸う人を向けとしか言いようのない曲が多数あります。
ナイトフィッシングイズグッドに関しては完全にチル曲で、別にガンジャがなくても心が癒される曲です。
筆者は釣りが好きで、特に夜釣りをするのですが、あんなに幸せな瞬間はありません。ガンジャとナイトフィッシングイズグッドなら、それ以上に幸せな時間を過ごせるでしょう。
DOES/修羅
DOESといえば、アニメ銀魂のオープニングテーマとして有名なバンドです。単なるJ -POP・アニソンと思われがちですが、筆者としては大麻を吸っているときに聴きたい曲だな、というふうに感じました。
わかりやすいコード進行と聞き取りやすい歌詞、そしてややダウナーな世界観が魅力的です。
ちなみにDOESとは、「服用」という意味の英単語。脱法ハーブやらエクスタシーやらを攻めてもよいかもしれません。
moonlightstepper/the band apart
the band apartとは、2007年ごろから活躍しているバンドです。基本的には落ち着いたインディーロックを得意としています。
個人的に大麻と相性がよいと思うのは、moonlight stepperという曲です。とにかく聞いてほしいのですが、普通にものすごく格好良い曲。
これだけでもチルいのですが、ガンジャを決めればもっともっと深いところで感動できるようになります。
歌詞の意味も「ここから連れ出して音楽の世界へ連れて行って」と、シチュエーションにもフィットしています。
DISCO FLIGHT/凛として時雨
2006年ごろからJ-ROCKシーンを盛り上げ続けている凛として時雨というバンドの代表曲です。有名なバンドなので、これについてよく知っている人は少ないかもしれません。
というのも2006年なんて、まだUMBが始まった直後です。今この記事を読んでいる人はまだ、少年少女だったのではないでしょうか?
凛として時雨の楽曲は、別に大麻向けに作られたものではないものの、個人的にはトリップするときにはフィットする楽曲です。
ピコピコしたギターの音と重たいベース、ピエール中野というレジェンドが鳴らす高速ドラム。そして高音のツインボーカルにシャウト、これだけの条件が揃ってアガらない人はいないでしょう。
J-ROCKやハードコアにありがちな話ですが、やはりドラッグ系と組み合わせたほうが気持ちよくなるかもしれません。
タイマーズの放送事故
楽曲というよりもコンテンツなのですが、1989年前後に活躍したタイマーズというバンドの放送事故を、ぜひマリファナ吸いながら聞いてみてください。
タイマーズは、忌野清志郎・三宅伸治・川上剛・杉山章二丸というレジェンドによって結成されたバンドです。今で言うとR-指定とT-Pablowと呂布カルマとAuthorityがユニットを組んでいるような状態です。
まず「タイマーズのテーマ」という楽曲は、要するに「大麻最高!」という曲です。で、2曲目の「偽善者」という曲で、既定の歌詞を無視して「FM東京はクソ、ゴミ、XXXX野郎」だとディスりまくります。
と思いきや、デイドリームビリーバーという普通に格好よいをやり、最後は「イモ」とかいう謎の楽曲で終わります。まあ、要するは大麻を育てて吸いたいという曲です。
で、何がエグいかというとこれがNHKで生放送されてしまったという事実です。音楽がわかる人なら普通に聞いていても面白いのですが、ガンジャ吸いながら聞いたらもっとやばいはず。
若い人にはピンとこないバンド名・楽曲かとは思いますが、ぜひ一度聞いてみてください。
まとめ
本記事では、大麻を吸っているときに聞きたい邦楽を紹介しました。
HIPHOPで言えば、やはり舐達麻やジャパニーズマゲニーズなど、バッズが大好きなグループがおすすめです。レゲエはだいたい、何聞いても大麻と合うでしょう。
またSiMやCROSS FAITHに代表されるハードコアやスクリーモも大麻(と薬物)との関連性が深く、是非とも興味を持ってもらいたいところ。
大麻を吸っているときは、いろいろな音楽を聴いてみましょう。
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