- CBDとサウナを組み合わせたら、どれくらいととのうんだろう?
- 具体的にはどんな効果があるのだろう?
- そもそもCBDとサウナって組み合わせてよいのだろうか?
上記のように考えている人は多いのではないでしょうか?結論から言うと、CBDとサウナを組み合わせれば、より「ととのう」でしょう。
それぞれの効果がガッチリと噛み合い、普段以上の効果が得られると期待できるからです。そこで本記事では以下を解説します。
- CBDとサウナを組み合わせた際の効果
- サウナと組み合わせたいCBDアイテム一覧
- 正しいサウナの入り方
- CBDとサウナを組み合わせるうえでの注意点
CBDとサウナの効果を試したい人は、ぜひご参考にしてください。
CBDとサウナ(ロウリュ)を組み合わせると、どんな効果が現れる?
CBDとサウナには、共通した効果があります。
- かゆみや痛みをおさえられる
- ストレスを減らす
- リラックスできる
- 肌が綺麗になる
これらの効果が二重で発生するため、より強く実感できるようになるでしょう。このほかCBDとサウナ、それぞれが単独で持つ効果も重なります。
これらを総合すれば、より「ととのう」ようになるでしょう。それぞれ解説するのでご参考にしてください。
かゆみや痛みをおさえられる
CBDとサウナを組み合わせれば、かゆみや痛みはかなり軽減されるでしょう。
まずCBDには鎮痛作用があると言われています。実際にこの効果に着目して、海外では医療大麻が鎮痛剤として使われています。
これはCBDがエンドカンナビノイドシステムという人体の仕組みに作用し、炎症をおさえたり、痛みをやわらげたりするからだと考えられています。
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サウナも同様です。水風呂と交互に入ると、脳内では以下の物質が分泌されます。
- β-エンドルフィン
- イソロイシン
- セロトニン
- オキシトシン
うちβ-エンドルフィンは、気分を高めたり、幸せな感覚を引き起こしたりする物質です。そして鎮痛剤のように、体の痛みをおさえる作用も持っています。
つまりサウナに入れば、CBDの効果と相まって、体の痛みをより軽減できると考えられるでしょう。
筋肉痛や関節痛に悩んでいるなら、一度CBDとサウナの組み合わせは試してみる価値がありそうです。
ストレスを減らす
CBDとサウナを組み合わせれば、ストレスはさらにおさえられるでしょう。
CBDは、リラックスもしくはストレス軽減の効果があると言われています。これは昭和大学薬学部の佐藤均教授も言及しています。
すでにCBDを使っているなら、その強烈なリラックス効果に驚かされた、という人も多いのではないでしょうか?
サウナも同様で、β-エンドルフィンやオキシトシン、あるいはセロトニンが分泌されることで、ストレスを軽減できます。
このふたつの効果を組み合わせれば、日頃のストレスから解放され、しっかりとリフレッシュできるようになるでしょう。
リラックスできる
CBDにはリラックスできる効果が期待されています。これが理由でCBDアイテムを吸っている人も多いでしょう。
そしてサウナにももちろん、リラックス効果があります。
たとえばサウナに入ったときに分泌されるオキシトシンやセロトニンは、いわゆる「幸せホルモン」。これがたっぷり出されると、脱力してよい具合にリラックスできるようになります。
肌が綺麗になる
CBDには、まだ研究途上ではあるものの、肌を綺麗にする効果があると言われています。この可能性を追って、最近ではCBD入りの化粧品が当たり前に活用されるようになりました。
ちなみになぜ美容効果が期待できるのかは、下記の記事で解説しているのでご参考にしてください。
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そしてサウナには以下のような点が肌を綺麗にしてくれると考えられています。。
- 汗をかいて老廃物を流す
- 血行が促進され、肌に栄養が回る
- ターンオーバーが促進される
- いわゆる「サーチュイン遺伝子」を刺激し、肌荒れやくすみを起こしづらくする
わかりやすく言えば、たくさん汗をかくことが、美容につながると考えられているわけですね。
つまりCBDとサウナから二重の効果を得て、美容を促進できると期待できます。肌荒れなどに悩んでいる人は、ぜひ一度CBDとサウナの組み合わせを試してみましょう。
ちなみにCBD入りの化粧品ならHempfiyなどがおすすめ。
CBD特有の効果
上記までで、CBDとサウナに共通した効果を解説しました。続いてCBD特有の効果を紹介します。
- 集中力が高まる
- 眠りの質が改善する
- 食欲が増す
これらの効果が、CBDには期待できるでしょう。もちろん個人差はありますが、少なくとも筆者はこの3つをCBDグミの摂取によって強く感じています。
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それぞれ、サウナに入っているときにはあまり関係のない効果かもしれません。しかしサウナから上がったあとで活動するときには、上記の効果が自分を助けてくれるでしょう。
【補足】そもそもCBDとは?
「そもそもCBDが何を意味するのかわからない」という人もいるでしょう。CBDとはつまり、大麻に含まれている特別な成分(カンナビノイド)です。正式には、カンナビジオールと呼ばれます。
大麻を吸うと、リラックスできたり、ぐっすり眠れたりする、といった話を聞いたことはないでしょうか?これはすべて、CBDの作用によるものです。
これが生活や美容に役立つということで、日本でも流通するようになりました。
ちなみに、「大麻成分なのになぜ違法ではないのか?」と思っている人も多いでしょう。結論から言うとCBDは日本では合法な成分です。
大麻取締法は、大麻そのもの、もしくはそこから樹脂を抽出して固形化させたもの(マリファナ)の所持を禁止しています。しかしCBDは大麻そのものでもないし、ましてや樹脂であるはずがありません。
だからCBDは、日本では合法だというわけです。
ちなみ安全性については、WHOが詳しく調査し以下のように報告しています。
CBD は、良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある。(引用:カンナビジオール (CBD)事前審査報告書)
要するに、安全性はかなり高いといった趣旨を述べています。
CBD自体に違法性はなく、安全面でも国連が認めている点を覚えておきましょう。
サウナ特有の効果
話をサウナに戻しましょう。サウナ特有の効果として、以下が挙げられます。
- 血流改善
- 疲労回復
- 自律神経を整える
- 体臭を改善する
- ダイエットを助ける
ままず血流がよくなる点がメリットとして挙げられるでしょう。身体中に栄養が行き渡り、血の中で漂っていた老廃物は汗として外部へ追い出されます。
また疲労回復効果も期待できるでしょう。老廃物や疲労物質、さらには筋肉の乳酸などがデトックスされるからです。
そのほか自律神経の調子を整えたり、体臭を改善したりする効果も。その上高温帯に居続けることで、脂肪燃焼作用によるダイエット効果まで得られます。
つまりより「ととのう」ようになる
サウナ単体で見ても、その効果は大きいといえるでしょう。特に血流が改善したり、疲労回復できたり、ダイエットできる点は魅力的です。
そしてサウナと言えばやはり、「ととのう」のが楽しみ。これを期待してサウナに入っている人も多いでしょう。
「ととのう」とは流行り言葉のひとつで、要するにサウナ→水風呂→外気浴を繰り返す中で、「ものすごく気持ちよくなる」という現象を指します。
筆者の知人女性はこの感覚を「エステに行っているかのような気持ちよさ」だと語っていました。
なぜ「ととのう」かというと、サウナに入ることで以下の脳内麻薬が分泌されるから、と言われています。
- β-エンドルフィン
- セロトニン
- オキシトシン
- イソロイシン
これらは多幸感やリラックス感をもたらしたり、集中力を高めたり、痛みをおさえたりする効果があります。
これがサウナ→水風呂→外気浴による極端な寒暖差刺激によって分泌されるという説が主流。要は「ナチュラルにハイになっている」というわけです。
そしてサウナだけでなくCBDを組み合わせれば、痛みをおさえたりストレスを低減したり、リラックスしたりする効果が「上乗せ」されます。
したがってサウナとCBDを組み合わせると、より整いやすいといえるわけです。
(参考文献:神戸東洋医療学院付属治療院)
サウナと組み合わせたいCBDアイテム一覧
上記で、「CBDとサウナを実際に組み合わせたい」と思った人もいるでしょう。
ここで大切なのは、まともなCBDアイテムを選ぶこと。サウナのほうは、口コミやGoogleマップの評価を参照すればさほど問題ないでしょう。
CBDアイテムはまだ市場が成長しきっておらず、あまり効果がない、あるいはCBD濃度が極端に低いマイナーブランドのプロダクトも数多く存在します。
つまり、ある程度有名で、すでに信頼を勝ち取っているブランドのものを購入する必要があるわけです。
ここではGoogleで検索すればすぐにヒットするような有名ブランドから出ているアイテムをいくつか紹介します。
roun(ラウン)高濃度CBDオイル
RECLIA(レクリア)高濃度CBDグミ
CANNA CREATE(カンナクリエイト)CBDリキッドペン
CANNA CREATEのCBDリキッドペンもかなりおすすめ。これはタバコ感覚でCBDを摂取できるすぐれたアイテムです。
CBD使用後の正しいサウナの入り方
CBDを使用したら、さっそくサウナに入りましょう。しかし、ここで焦ってはいけません。
サウナで正しい効果を得るには、ある程度の「入り方」を守る必要があります。手順を間違えると「ととのわなかったり」するので注意してください。
- CBDを摂取する
- たっぷりと水分補給する
- 体を洗う
- 入浴する
- サウナに入る
- 水風呂に入る
- 外気浴をして4に戻る、満足したら7へ
- たっぷりと水分補給する
これが一般的に言われるサウナの正しい入り方をベースに、CBD摂取まで踏まえた方法です。それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
1.CBDを摂取する
まずCBDを摂取しましょう。
タイミングは、サウナに入る30分〜1時間前くらいがベスト。CBDが体内に入って効果を発揮するまで、これくらいの時間がかかるからです。
うまくタイミングを調整すれば、サウナの効果としっかり重ねられます。
なおCBDが効き始めるまでの時間は、気体(ベイプなど)に近いほど短く、固体(グミなど)に近ければ長くなるという特性があります。よって使っているアイテムが気体・液体・固体のうちどれに該当するかという点で、判断するとよいでしょう。
2.たっぷりと水分補給
安全面で大切なのは、たっぷりと水分を補給すること。これはCBDと関係なく重要なステップです。
サウナに入るときは、通常ではあり得ない量の汗をかくこととなります。脱水症状を起こさないように、しっかりと水分を補給しましょう。
ちなみに何度もサウナを出たり入ったりすることになるため、「やや飲み過ぎ」程度に水分を摂っておくのがおすすめ。いちいち水分補給しに行く手間を省けます。
3.体を洗う
浴場に着いたとたんにサウナに入ってはいけません。まずは体をしっかりと洗いましょう。
これが必要なのは、皮膚についている汚れや皮脂をしっかり落とすためです。
サウナで得られる効果の大部分は、「老廃物が汗と一緒に流される」ことに由来します。しかし毛穴が汚れや皮脂で詰まっているとなると、その現象が起こりづらくなるわけです。
また汚れた状態でサウナに入ること自体、周囲の人に迷惑をかける部分もあります。自分と周りのために、かならず体は洗うようにしましょう。
4.入浴する
サウナに入る前には、かならず入浴しましょう。「まだ入らないのか」と思うかもしれませんが、一度湯船に浸かるのは重要なステップです。
入浴すれば、サウナに入る前にある程度体を温められます。そうすればサウナの高温に対して、肉体的にも精神的にも順応しやすくなります。
また早い段階で体が温められるようになるため、サウナに入っている時間を短縮できるのもメリットです。特に熱さが苦手な人には大事なポイント。
5.サウナに入る
いよいよサウナに入ります。時間としては、7分から15分程度がよいでしょう。これ以上入っていると逆に健康を害する可能性があるため、注意してください。
もし「限界だ!」と思ったなら、一度出ても構いません。また戻ってきて入ることを繰り返し、少しずつ慣れていきましょう。
あまり効果とは関係ないのですが、サウナ用のシートが設置されている場合があります。意外とこれの存在を忘れて、裸のまま座るマナー違反を犯すことがあるので注意しましょう。
6.水風呂に入る
サウナに入ったあとは水風呂に入りましょう。ここから「ととのう」ためのサイクルが始まります。
水風呂に浸かる時間は1分から3分程度で十分。あまり長く浸かっていると寒すぎるので注意してください。
もし冷たすぎて入れないなら、足→腰→手→胸と、ゆっくり入っていきましょう。それでも冷たいものは冷たいのですが、いきなり飛び込むよりもはるかに入りやすいはず。
7.外気浴をして5に戻る
水風呂から上がったら、外気浴をしましょう。いよいよ「ととのえる」タイミングです。
ほとんどのサウナや浴場には、陽の光を浴びながら座ったり寝転んだりできる場所があるはず。ここで5分から10分ほどゆっくりしましょう。
きちんとサウナとCBDの効果が得られていれば、ここでリラックスできたり、強烈な多幸感を感じたりできるはずです。
外気浴を楽しんだら、またサウナに入り、水風呂に浸かります。このループを繰り返すなかで、より確実に「ととのう」はずです。
8.たっぷりと水分補給する
サウナで「ととのう」ことに満足したら浴場から上がるわけですが、この際もたっぷりと水分補給するようにしましょう。
サウナを利用した、しかも何度もとなれば、体は相当な量の水分を排出しています。そのままいては脱水症状などの可能性があるので、すぐに水を飲みましょう。
なおお茶やジュースなどはおすすめできません。水分補給ができる一方たいていは利尿作用があるため、結局は水不足の状態になってしまいます。
逆にスポーツドリンクや経口補水液は水分吸収の効率が高いためおすすめ。電解質なども入っているため、速やかに疲労感を取り去る効果も期待できます。
CBDを使いながらサウナに入る際の注意点
上記でCBDを使いならサウナに入るステップを解説しました。ただしサウナに入るには、いくつか注意したいことがあります。
- お酒を飲んだあとにCBDを使わない・サウナに入らない
- 決して無理をしてはいけない
- 誰にでも同じ効果が得られるわけではない
実はサウナというのは、そこそこ危ない入浴方法です。自分自身の健康を守るためにも、注意点をしっかりとおさえておきましょう。
お酒を飲んだあとにCBDを使わない・サウナに入らない
まず、お酒を飲んだあとでCBDを使わない、もしくはサウナに入らないようにしましょう。
CBDは安全性の高い成分です。しかしお酒と一緒に摂取しても問題ない、と断言できる研究結果は出ていません。
通常では考えられない現象が起こるかもしれないので、やめておきましょう。
お酒を飲んだあとでサウナに入るのは、当然ながらものすごく危険です。血流が促進され、普段以上のスピードでアルコールが回ります。
そうすると酩酊して、転倒したり人に迷惑をかけたりするかもしれません。絶対にお酒とCBD、サウナと関係させないようにしましょう。
関連記事▶︎絶対に触れてはいけない、CBDオイルの禁忌とは?
決して無理をしてはいけない
サウナに入るときは決して無理をしないようにしましょう。具体的には以下のパターンには注意。
- より高い効果が欲しいからといって、長時間サウナに入る
- 慣れてもいないのに勢いよく水風呂に浸かる
- 長時間外気浴をする
こういったことがあると、脱水症状を起こしたり、風邪をひいたりする可能性があります。無理に「ととのう」体験を追いかけるのは危険です。
サウナにしろ水風呂にしろ、外気浴にしろ、長時間やれば効果が増すわけではありません。あくまでもCBDとサウナは無理のない範囲で楽しむようにしましょう。
誰にでも同じ効果が得られるわけではない
CBDとサウナ両方とも、誰にでも同じ効果があるとは言えない点に注意しましょう。つまり個人差があるわけです。
CBDは体質によって効き目が強かったり、さほどでもなかったりします。
サウナも同様です。強烈な変化を感じた人もいれば、それほど効果を感じなかった人もいます。
特に「ととのう」という現象は、毎回のように感じる人がいれば、一度も経験したことがない人もいる様子です。
「まったく効果がない」というわけではないでしょうが、得られる効果には個人差がある点を理解しておきましょう。
まとめ
本記事ではCBDとサウナについて解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
- CBDとサウナを組み合わせれば、かゆみや痛みをおさえられる
- ストレス低減、リラックス効果も
- 美容効果も期待できる
- CBD特有の集中力向上などの効果も見逃せない
- サウナの疲労回復、血流改善などの効果も魅力的
- CBDを摂取してからサウナに入るときは、正しいやり方を守る
- お酒を飲んだ後でCBDを使ったり、サウナに入ったりしない
- 無理して長時間サウナに閉じこもるなどの危険な行為も避けるべき
CBDとサウナ、それぞれ単体でも相当な効果が見込まれます。しかし両方を組み合わせれば、かなり大きな変化が得られるでしょう。
CBDとサウナには重複している部分が多々あり、いわゆる「ととのう」という現象が起こりやすくなります。
安全面から注意すべき点もいくつかありますが、それさえおさえておけば、CBDとサウナの力でよりよい体験が得られるでしょう。
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