【体験談つき】大麻、CBDばっかり吸ってたら鬱になるのか?

「大麻で鬱になる」

といった話を聞いたことはないでしょうか?

 

少なくとも日本では馴染みない大麻。

 

冷静に考えれば、鬱になるという

悪影響が隠れていても、

不思議ではなさそうです。

 

とはいえ、

 

  • 「大麻で鬱になるのは、根拠がある話なのか?」
  • 「研究などはされていないのか?」
  • 「どれくらいの確率で鬱になるのか?」

 

といった疑問を持っている人も多いはず。

本記事では、「大麻で鬱になることの

可能性」について、詳しく解説します。

 

<先取り結論>

  • 大麻を吸って鬱になる、とは断言できない
  • ただし、バッドトリップには注意すべき
  • 悲しい・切ない感情を呼び起こすコンテンツも避けた方が良い
  • あえてそれを楽しむchillも、決して悪くない
目次

大麻で鬱になる?

落ち込む

結論から言うと、「大麻を吸ったから、

ただちに、かならず鬱になる」

わけではありません。

 

また、ときどき大麻を吸う程度の

習慣性であれば、

鬱になることはなさそうです……

あなたが35歳以上であれば。

 

大麻で鬱になる、という主張は、

かなり信頼性の高いメディアから

発信されています。

 

英国ガーディアン誌は、以下のような

データを報道しました。

 

  1. 35歳未満でうつ病になっている2万1,000人の患者データを分析した
  2. うち「10代の時にマリファナを摂取していなければ”うつ病にはならなかったケース”が、英国では6万件ほどあると推定できる
  3. 米国に至っては、そういったケースは40万件ほどあると考えられる
  4. 35歳未満でうつ病になっている患者のうち、14人に1人は、大麻を吸っていなければうつ病になることを回避できた

 

さらに大元を辿れば、これは米国で非常に

権威がある医学専門誌「JAMA Psychiatry」

で発表された分析結果です。

 

この報告を見る限り、

「大麻を吸って鬱になる」ことは、

疑いようもないことにしか見えません。

 

恐ろしいことに、大麻を吸ってうつに

なることだけが問題ありません。

 

同分析では、

 

  • 自殺を考える
  • 自殺未遂を起こす
  • 年齢や経済的な地位に問題を抱える

 

といった可能性が高まるとも

報告されています。

 

自殺未遂については、大麻を使用

していない人の3.5倍ほどの確率で

起こすそうです。

報告によれば、鬱になるどころか、

大麻を吸ったことがきっかけで

絶命してしまうリスクさえ

高まるのかもしれません。

(参考:The Guardian

一方で、大麻は鬱になるどころか、治すという説も

医者

「大麻は鬱になる」と言われる一方で、

「大麻で鬱病を治せる」といった

可能性も指摘されています。

 

2014年時点での論文では、

「内因性のカンナビノイドでの

信号伝達がより活性化されることで、

今までのうつ病治療薬に近い

変化が起こる」とのことです。

 

要は「大麻でうつ病治療できそうだぞ」

という説ですね。

 

まったく持って真逆のことを言われており、

大麻と鬱における関係性は判然として

おらず、まだまだ混迷の状態です。

 

ただし、これは大麻を娯楽的に

吸った場合の話ではありません。

 

あくまでも医療にかかわっている人が、

医療用の大麻を正しく使った場合に

のみ考えられる可能性です。

 

うつ病を治そうと、個人が大麻を

吸いまくるなんてことは、

あってはいけません。

 

大麻を乱用すれば、基本的にはう

つ病へ向かうと考えたほうが

よいでしょう。

(参考文献:Genetic Variations in the Human Cannabinoid Receptor Gene Are Associated with Happiness

大麻で鬱になるのがイヤなら、CBDを吸えばよい話

CBD

  • 大麻を吸って鬱になるのが怖い
  • 若いからその不安が大きい

 

といった人も多いはずです。

 

誰だって鬱にはなりたくないですよね。

だとすれば、CBDアイテムを使えば

よいだけの話です。

 

CBDは、大麻草由来のれっきとした

大麻成分です。

 

ハイになるといった効果もなく、

バッドトリップもありえません。

 

CBDは、最近になってとても注目されています。

芸能人やラッパーなども、CBDアイテムを

広く愛用している様子です。

 

といっても、CBDについては多くの人が

知っているでしょう。

 

問題は、「何のCBDアイテムを使うか?

というところ。

 

答えから言ってしまえば、以下のような

CBDアイテムがおすすめです。



CBDアイテムは怪しいものもたくさん
あるので、変なものをつかまない
ように注意してください。
CBDについてわからない人は、以下の
記事を参考としてください。

大麻は鬱になるわけでも、治すわけでもない、という指摘も

大麻の葉っぱ

一方で、「大麻と鬱には、良くも悪くも関係ない」といった分析もあります。

こうなってくると、何が本当で何がウソかわからなくなってきますね。

 

しかし、

  • 鬱になるという報告が間違っている
  • 鬱にならないという報告が間違っている
  • どちらかがウソをついている

というふうにしか考えられません。

 

今重要なのは、「大麻は鬱になるかもしれない」という前提を持つこと。

鬱になるのがイヤなら、大麻ではなくCBDアイテムを利用するべきです。

大麻で鬱になることはなくても、悲しい気持ちになる(なれる)

音楽

大麻で鬱になることはなくても、

悲しい気持ちになることはあります。

 

大麻は、音楽や映像に対する感覚

を強化します。

 

たとえば楽しい音楽を聴けば、

鬱になるどころかものすごく楽しい

気分になるでしょう。

 

レゲエやEDM、Hip-Hopなどが、

大麻のお供になる音楽の典型ですね。

 

しかし、悲しい・切ない曲を聴けば、

どうなるでしょうか?

 

当然ながら、鬱になるとは言わないまでも、

悲しい・切ない気分は増幅されるという

わけですね。

 

筆者の友人は、キマっている状態で

THE BACK HORNの「美しい名前」

という曲を歌唱したことがありました。

 

「美しい名前」は、簡単に言うと

  • 病床にて
  • 昏睡状態に陥り死を待つ最愛の人を
  • 見つめている男の心境

 

を、歌った曲です。

あまりにも鬱になる曲なので、

「鬱くしい名前」と呼ばれたりします。

 

案の定キマっている友人は

「美しい名前」を歌唱する中で、

 

  • 曲中の登場人物の気持ちが痛いほどわかり、とても切なかった
  • 滝のように涙が出てきて、嗚咽が止まらなくなった
  • なぜその人(昏睡状態の彼女)の名前が「美しい」のか、完璧に理解できた(?)

 

という経験をしたそうです。

 

ただ、次に歌唱した曲がSiMの

「Dance in the dark」だったため、

元気を取り戻してはいました。

 

鬱になる曲でも、すぐ回復できる

部分もあるようです。

 

大麻を吸って鬱になることは別として、

「悲しい気持ちに浸ること」が、

必ずしもしも悪いとは言い切れません。

 

大麻を吸って、悲しい曲を聴き、

悲しい気持ちに浸るというのも、

スタイルのひとつです。

 

鬱になるのと、一時的に悲しい

気持ちを感ずるのは、まったく別物。

 

そもそも、悲しい気持ちに浸るのが

いけないなら、「悲しい曲」自体の

存在意義が問われます。

 

尾崎豊の「I LOVE YOU」がメガヒット

しているのは、「悲しい気持ちに浸りたい」

人が大勢いるということです。

 

つまり、人間には「鬱になることを望む」ことは

なくても「悲しい気持ちに浸りたい」

という欲求は持っていると言えます。

 

要するに欲求をほどよく満たすのだから

悪い経験なわけありません。

 

 

ただし、鬱になることと同様に、

バッドトリップには注意します。

 

バッドトリップとは、大麻を吸うことで、

体にさまざまな悪影響が起こる現象です。

 

  • 吐き気
  • めまい
  • 悪蘇

 

など、踏んだり蹴ったりな体験をします。

 

鬱になるのとは別として、

バッドトリップの可能性があることは、

頭に入れておきましょう。

 

ちなみ脱法ハーブなどは、より強烈で

危険なバッドトリップが起こる可能性が

多分にあるものです。

 

ラッパーの呂布カルマは、

脱法ハーブで幽体離脱したような

経験をし、「死んだ」と錯覚した

ことがある様子です。

 

本人曰く、自分を高い位置から

見守るような視界になった、

とのこと。

 

これも、ある種のバッドトリップです。

鬱になるとかならないとか、

そういったことは関係なく

絶対に手を出すべきではありません。

 

脱法ハーブを吸うくらいなら、

CBDリキッドを吸っているほうが

何倍も理にかなっています。


まとめ:大麻を吸って鬱になる…とは限らない

大麻 よい形

大麻を吸ったからといって

かならず鬱になるわけではありません。

 

大麻と鬱の関係性については、

 

  • 「そのとおり、鬱になる」
  • 「いや、鬱にはならない」
  • 「なんの関係もない」

 

というバラバラの研究結果が同時に

出てしまっています。

 

そして、いずれもそれなりに信頼できる

ソースです。

 

ただ、今の段階でも「大麻で鬱になる

可能性は低い」と言えるでしょう。

 

ただし、将来的には鬱になる可能性を

増幅させてしまうかもしれないので、

注意は必要です。

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