CBDの、健康・美容への効果を活用したCBDアイテムが、日本では当たり前の存在になりました。
しかし、まだ、
- CBDって摂りすぎるとよくないのでは?
- CBDワックスを過剰摂取すると、何が起こるのだろう?
- どれくらいが適切な分量なんだろう?
といった部分に疑問を持っている人も多いでしょう。
本記事では、
- 実際にCBDを過剰摂取してみた体験談
- 過剰摂取すると、どのようなリスクがあるのか
- CBDの正しい使い方
などについて解説します。
本記事を読めば、CBDが安全なものであるとわかるはずです。
実際にCBDを過剰摂取してみた体験談 グミ一袋一気に食べる!
以前、筆者は、「CBDを過剰摂取すると、何が起こるのか」実験したことがあります(マネはしないでください)。
実験の結果から先に言うと、副作用などは起こりませんでした。
摂取したの「CBDfxグミ」。
「一日一粒」が推奨量ですが、丸々一袋食べました。
CBD摂取量としては、実に200mg(目安となる一日の摂取量の8倍。
一般的にCBDを200mg取る機会はなく、明らかに普通の摂取方法ではありません。
しかしこれだけのCBDを過剰摂取しても、心身の調子は悪くなりませんでした。
ちゃんとCBDグミの効果は感じられましたが、副作用などはありません。
この点については「【吐く?】CBDグミを食べ過ぎると、何が起きるのか」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
もちろん、CBDを過剰摂取したせいで、ハイになる、キマるということはありませんでした。
CBDを過剰摂取すると、何が起こる?
上記の体験だけですべて断言できるわけではありませんが、CBDについて副作用などのリスクは非常に低いと言われています。
これについては筆者だけが一人で主張するでなく、WHOの報告でも確認されました。
WHOの見解としては、
- CBDには依存性がない
- 中毒性もない
- 副作用もほとんどない
- 人体にはきわめて健康
というかたち。
そしてCBDを過剰摂取して、さらに何かしらの変化が出るなら、1日1,500mg摂取してもまだ足りないとのこと。
1,500mgとは、CBDオイルを1日2本飲むとか、CBDペンを1日50本吸うとか、そういったことがないと到達しません。
WHOが言っているのであれば、多くの人は安心できるかと思います。
ただ、念のためもう少し詳しく、CBDの過剰摂取におけるリスクを解説しましょう。
中毒症状・副作用になる可能性は低い
CBDを過剰摂取しても、中毒症状になる可能性はたいへん低いでしょう。
CBDの大元である大麻は、わずかながら中毒性が認められています。
しかしCBD自体には、中毒性がない、というのが通常の見方です。。
普通に使用している限り、CBDで中毒症状が出るのは、たいへん考えづらいでしょう。
CBDの副作用は、まったく報告がないわけではありません。
軽い倦怠感や吐き気など、ドライマウスが報告されています。
だからCBDは過剰摂取100%安全だ、などというつもりはありません。
ただしWHOの報告によれば、副作用のリスクは非常に低いとのことです。
仮に副作用があったとしても、きわめて軽微であることが予測されており、今の段階であまり心配する必要はありません。
依存症も考えづらい
CBDを過剰摂取したからといって、依存症になる可能性はほぼありません。
なぜならCBDには、先ほども触れたとおり依存性がほとんどないからです。
CBDの大元である大麻には依存性がありますが、CBD自体はそうではありません。
そもそも大麻自体の依存性も、タバコやコーヒーにさえ劣るレベルです。
CBDの過剰摂取で、依存してしまう可能性は、きわめて低いでしょう。
肝機能障害になる?
一部では、肝機能障害になる可能性も指摘されています。
米国では、CBDが含まれている医療大麻、「エピディオレックス」の研究が行われました。
その研究におけば、CBDが肝臓機能を悪くした可能性が否定できない、とのことです。
ただし、「本当にCBDの過剰摂取が原因なのか?」は、まだ明らかにされていません。
CBD以外の原因であることも考えられます。
また、肝臓機能が悪化したといいますが、今のところ大きな健康被害になったという報道があるわけでもありません。
死亡例はある? 致死量は?
結論から言うと、CBDの過剰摂取が原因の死亡例は、まだ存在しません。
よって、CBDの致死量はまだ分かっていないのです。
ただ、WHOが言ったとおり、「1日1,500mgのCBDを過剰摂取しても、まだ何も起こらない」という側面はあります。
1,500mg摂取すること自体が現実的ではありませんが、少なくともこの範疇であれば致死量でないと考えるのが自然でしょう。
THCには致死量がある
ただし、もう一つの大麻成分であるTHC(テトラヒドロカンナノール)には、明確に致死量があります。
THCは、いわゆる「ハイになる」といった、マリファナの効果を成り立たせている成分です。
THCの場合、過剰摂取における致死量は、15〜70gとされています。
(参考:横浜市)
しかし15~70gを過剰摂取するのは、現実的ではありません。
実現しようとなると、たばこ状のマリファナを1日200本くらい吸う必要があります。
CBDに秘められた、新時代の可能性と期待できる効果
上記のとおり、CBDを過剰摂取したとしても、そうそう悪いことは起こらなさそうです。
ただ、「CBDには本来、どのような効果が得られるか」という点に興味を持っている人も多いでしょう。
本来CBDに期待されている効果は、以下のようなものです。
- 集中力をアップさせる
- リラックスさせる
- 睡眠の質を高める
- 入眠しやすくする
- 食欲を高める
- エンドカンナビノイドシステムの調子を整える
- 不安を低減させる
- 美容をサポートするetc…
CBDを吸うとどうなるか、という点については、上記のような効果が、本来期待されるわけです。
過剰摂取はともかくとして、まさに新時代の栄養成分だと言えるでしょう。
効果がどこまで期待できるのか、実際の体験談などについては、下記記事を参考にしてください。
筆者はCBDfxグミで、集中力のアップをはじめとした効果を感じています。
CBDグミとは一体なんなのか? 効果やメリット、入手方法を詳しく解説します
注目の大麻成分、「CBD」がもたらす驚くべき効果とは? 徹底的に解説します
ちなみにCBDは、違法な大麻ではありません。
大麻は違法ですが、CBD単体は合法なので、安心してください。
また、「ハイになる」「意識がぶっ飛ぶ」といったことも、THCが入っていないのであり得ません。
すなわちCBDオイルなどを過剰摂取したからといって、多幸感などが得られるわけではないので、安心してください。
過剰摂取の不安はほぼなし、おすすめできるCBD
上記のとおり、「CBDで過剰摂取することで、体を悪くすることは、ほぼない」と理解してもらえたでしょう。
そして、まともな使い方でCBDを試してみたいという人も多いはず。
今回は、おすすめできるCBDアイテムを紹介します。
今回は過剰摂取するリスクがほぼない、というお話なので、特に「CBD含有量がある程度多いもの」を集めました。
とはいえ、わけのわからないメーカーが作った、やばいCBDリキッドなどは紹介していないので安心してださい。
CBDワックス
CBDワックスとは、一言で言えばCBDを塊にしたものです。
もっともピュアでCBD含有割合が多く、最大限の効果が期待いされまあす。
CBD純度が高く、99.6%。
もっともCBD含有量(割合)について、莫大なプロダクトだと言えます。
CBDリキッド
CBDリキッドもおすすめです。
CBDリキッドとは、一言で言えばCBDをマリファナやタバコのように吸えるアイテム。
ただしCBDリキッドを吸うには、基本的にヴェポライザーが必要となるので、注意してください。
CBDオイル
CBDオイルも、おすすめできるアイテムです。
もしCBDの過剰摂取が怖いなら、肌に塗り込む、という使い方もできます。
CBDオイルは使い方がシンプル。
ただ舐めるか、「舌の下」に垂らすだけでOK.
毎日数滴舐めるだけでOKなので、CBDの過剰摂取も、ほぼあり得ません。
CBDクリスタル
CBDクリスタルは、CBDワックスと同様、濃度の高いアイテムです。
おすすめは、AZTEC(アズテカ)のCBDクリスタル。
純度99%の濃度で、CBDの効果を最大限に得られるチャンスだと言えます。
しっかりとした効果を感じたい人は、クリスタルがおすすめです。
CBDの過剰摂取にならない、適切な量とは? 正しい使い方
CBDの過剰摂取については、先ほどから解説しています。
しかし、「結局、CBDは1日何mg摂取すれば、適切な量なのか?」と思っている人も多いでしょう。
また、「体内に残留するのか?」といった疑問を持っている人も多いはず。
この点について詳しく解説するので、参考にしてください。
適切な量と正しい使い方
CBDの一日における適切な量は、10~30mgとされています(参考:PRTimes)
といっても、いちいち計る必要はありません。
基本的にアイテムごとで定められている推奨される摂取量を守っておけばOKです。
たとえばCBDグミなら、「1日1粒まで」などといった形で指定されています。
それを守る限りは、過剰摂取について心配する必要はないでしょう。
CBDは体内に蓄積される?
CBDが体内に取り込まれた場合、それは蓄積されます。
ただし、「何日間、体内に蓄積されるのか?」といった点については、まだ研究が進んでいません。
一説には3日から5日くらいは蓄積されるのではないか、と言われていますが、それさえも確認が足りないところです。
ただしCBDを過剰摂取していた場合、より長く体内に蓄積されるようになるかもしれません。
体外に排出されるまで、どれくらいかかる?
CBDが体外に排出されるまでの期間は、まだわかっていません。
ただし同じ大麻成分であるTHCは、(過剰摂取でなくとも)10日から15日くらいで排出されると見られています。
だとするとCBDも、同じような期間で体外へと排出されるのかもしれません。
この辺りについても、研究が待たれるところです。
CBDの使用を避けた方がよいケース一覧
ただし、CBDで過剰摂取どころか、そもそも少量の使用すら避けるべきケースもあります。
特に以下のようなケースでは、CBDを摂取するべきではありません。
- 妊娠・授乳中
- 運転する直前
- 子供
- 薬を飲んでいる
- そもそも体調が悪い
こういったケースでは、過剰摂取の問題以前に、CBDを摂取しないようにしましょう。
ペットには使ってもよい?
自分がCBDの過剰摂取をしてしまうのと同じくらい、「ペットに使っても大丈夫なのか?」と思っている人もいるでしょう。
結論から言えば、CBDはまだペットに使うべきではありません。
なぜなら、人間以外の動物がペットを食べたとき、何が起こるのか、まだ研究されていないからです。
中には「ペットにCBDを与えたら、健康になった」という報告もあります。
しかし、動物の種類や品種によっては、とんでもない副作用などがあるかもしれません。
人間と動物の体はまったく違うから、予測がつかないのです。
タマネギは、人間には無害ですが、猫には猛毒であるように、CBDもそういったリスクがあるかもしれません。
まとめ:CBDの過剰摂取は、ほぼあり得ない
CBDについては、過剰摂取が心配な人もいるでしょう。
しかしWHOによれば、過剰摂取するには1日1,500mg摂っても、まだ足りないレベルです。
1日1,500mgとは、本来一日数滴しか使わないCBDオイルを、二本一気飲みしてようやくたどりつく数字。
よって、CBDの過剰摂取は、通常あり得ないと言えるでしょう。
合わせて依存性や中毒性などは、ほぼ考えられません。
CBDはありえるでしょうが、報告数は限られています。
また副作用があったとしても、その症状はきわめて軽度です。
ひとまずCBDについては、過剰摂取をはじめとしたリスクには、心配する必要がないでしょう。